2011年12月31日土曜日

今年一年ありがとうございます

記憶確かなら(調べろよ)、今年になって始めたブログですが、早いもので一年になるということ。

Web回りの技術革新も素晴らしく、携帯でのブログアップや、androidタブレットでのアップも非常にやりやすくなりました。

それと共に、Google+のように、より簡易で生産的なメディアも登場し、ブログの位置付けも変わった一年だったと思います。

デバイス面でも、上述の通りスマートフォンの爆発的な普及と、タブレットの普及の予感もあります。

地震、津波の被害にあわれた方々には書ける言葉も無い程ですが、できることと言えば、全体としての景気回復への貢献でしか無いと思います。

個人的に感じているのは、上記の変化により、日本として考える事が意味が無いと言える程に色々なものがグローバル化していると改めて実感すると共に、逆に国としてしっかりしなくては、震災復興を成し遂げなくては、ということです。

来年の目標はまだ何とも見えていませんが、来年も頑張ります。
あ、少なくとも救急車に乗る事が無いように気をつけます。

2011年12月18日日曜日

出張術

術というほど、こなれたものではないが、気になったので。

私が出張する際には次のような軸でその出張を評価することから始まる。

■国内/海外
■期間(1,2泊/3日以上で週末挟まず/週末跨ぎ)

シンプルです。

準備としては、ビザが必要な国でなければ大きく3つ。
・交通手段の確認/確保
・宿泊先の確保
・食事の調査(←これ超重要)

交通手段はあんまりこだわりなく、移動中仕事できるかできないかで、時間の使い方変わるだけ。
宿泊先では基本、仕事しやすい環境(デスクと無線LANですかね)、もしくはベッドが寝心地良さそうなことが重要。


持ち物としては、洗面道具などはいつものセットがあるので問題なく、後は着替えですが、期間が週末跨ぎになると面倒ですね。スーツ以外の服を持っていくことになるので。


今日の、ポイントは、靴が2泊が限界だということ。一日中履く革靴は、2泊になると、まる3日履くことになるので、かなり厳しいです。なので、普段は3泊以上になるともう一足もって出かけます。

今回の出張は2泊なので、もう一足は無いので、仕事のバッグの方が重くて変な感じです。

以上。


2011年11月8日火曜日

TPPの交渉参加是非の議論に乗っかり考える ~第一次産業編 ~

日経ビジネスからのメール、タイトルは
「【日経ビジネス11月7日号】TPP亡国論のウソ ~第3の開国と農業再生、今こそ決断の時~」


これを読み始めて正直驚いた。以下、抜粋となるが、読んでいただきたい


■□■□■□■ 以下、編集長のコメント抜粋 ■□■□■□■
 「中小企業、海外に集団進出」。TPP(環太平洋経済連携協定)をテーマにした今号
の特集のゲラを読んでいる時に、日本経済新聞・一面記事のこんな見出しが目に留まり
ました。円高や大手企業の海外シフトを背景に中小企業が海外進出を加速している姿を
報じていました。記事によれば、国内有数の町工場の集積地である大阪府東大阪市では
従業員数が4人以上の工場数が2年前よりも15%減少しているとのこと。東京都大田区や
埼玉県川口市でも2割程度減っているそうです。


 「地方都市の工場が海外に転出すれば、農家が海外に出稼ぎに行かなければならなく
なる」。特集の中で、TPP賛成派の山形県のコメ生産者がこう予言していることと重な
りました。


 国内農家の大半は、年間の農業収入が100万円に満たないコメを副業とする農家です。
つまり、会社勤めなど、ほかの収入で生計を立てています。地方に工場や中小企業の
オフィスがあるからこそ、農業を続けられているという側面もあるわけです。もちろ
んTPPに参加すれば、中小企業の競争力が一気に回復するというほど単純ではありませ
んが、TPPに背を向ければ、コメ農家の生活が守られるというほど、事態は甘くありま
せん。


 特集のタイトルは「TPP亡国論のウソ」。こんな論陣を張ると、「日経ビジネスの読
者の多くは会社勤めをしているからTPPに賛成するのでしょう」と思われがちです。し
かし、我々はもう少し広い視野でTPPを論じているつもりです。特集班の中には実家が
農業に従事している地方出身者がいることも書き添えておきます。



Copyright(c) 2006-2011 Nikkei Business Publications,Inc.All Rights Reserved.
■□■□■□■ 以上、抜粋 ■□■□■□■


文章はちゃんとしているのだが、農業収入が100万円に満たない「コメ」を副業とする農家を守りたいがために、え?TPPを辞めたいと言っているの?

以下、農家の分類(出展Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E5%AE%B6

専業農家
全収入を農業収入のみに頼っており、世帯員中に農業以外に就業している兼業従事者のいない農家。
第一種兼業農家
農業以外の仕事(会社勤めなど)で収入を得ている農家のうち、農業での収入が、全収入の50%以上の農家で、世帯員中に1人以上の兼業従事者がいる農家。
第二種兼業農家
農業以外の仕事(会社勤めなど)で収入を得ている農家のうち、農業での収入が、全収入の50%以下の農家で、世帯員中に1人以上の兼業従事者がいる農家。


上記日経ビジネスの編集長が言っている「農業収入が100万円に満たない「コメ」を副業とする農家」は恐らく、上記の第二種兼業農家を指すのだろう。農水省によれば、平成23年の概数で全体で157万戸中、91万戸を指している。確かにボリュームはある。


逆に、世帯員中に農業以外に就業している兼業従事者のいない農家である専業農家を見てみると、44万戸だ。よく見て、よく考えてもらいたい。専業農家の条件はニアリーイコールで農業からの収入だけで生活している世帯を指していて、それが44万戸である。
恐らくこちらがボリュームゾーンだろう。
各種別の生産高が見つかればいいのだが、見つかっていない。


改めて編集長の言を見てみると、「地方都市の工場が海外に転出すれば、農家が海外に出稼ぎに行かなければならなくなる」とある。
工場勤務と農業を兼業している場合に、工場が移転した。その時、個人の選択は必ずその工場を取ると言っているのだろうか。逆に、農業に専念する世帯は無いのだろうか。


ちなみに、個人的な関係での個別の情報で申し訳ないが、知っているオーストラリア人は「日本人は親が農家じゃないから子供が会社に依存するんだ。俺達は会社なんて遊ぶ金のために腰掛けでやってるから依存しない」と言っていて、トンデモナイ広い敷地の実家から会社務めをしている人が沢山いると聞いた。大半が兼業農家だということだ。


もちろん、オーストラリアと日本では作地面積や、気候の違いなどがあるが、日本人の中でもよく聞くのが、「これまで親が農業をやってきたが体も限界。農業を継ぐか、その土地を売るか悩んでいる。」という話だ。


つまりは、解決すべきは、現在農業を営んでいる65歳以上の方々が見ている日本の農業の未来ではなく、根本的に日本の農業はどのようになっていくかの全体像が見えないという問題なのだと思う。
関税の非対称性などが問題ではないということだ。(関税については簡単に調べたが、全体像を明確にすれば撤廃できそうな気がしている)


脱原発に関するコメントでダライ・ラマが言っている様に「常に物事は全体を見るべき」なのだと思う。
http://www.j-cast.com/2011/11/07112352.html




今後、第二次産業、知財、TPPは誰との協定なのか?などについて考えるようにしたいと思っている。



2011年10月25日火曜日

Amazon Kindle 襲来?

ちょっとイラっとしたので、仮想編集長になり、以下の記事に指摘します。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1110/24/news080.html

「“黒船の襲来”は市場活性化の期待」

少なくとも、既に消費者の内、英語で書籍を読むような人の間では活性化している。コンテンツ供給が追随できていないだけ。

「国内勢にとって厳しい生き残り競争が始まることを意味する」

生まれてもいないくせに生き残るとは、コレ如何に。


「米国では販売書籍数100万点以上をそろえ、すでにキンドル向けの販売冊数が紙の本を上回る」
何と、何を比較している文章?100万点以上のすべての書籍における販売(出荷)数が 紙<電子ってことかな?


「日本は出版社に価格決定権があり、「本がダンピングされ、価格破壊が起こりかねない」(出版社幹部)という懸念をぬぐえなかった。」
え、ダンピング?、不当に高い価格設定をしているケースにおいて安値を提示するだけなんじゃないの?
しかも物流コストや販売コスト、アホみたいな返品コストとかも無くなるなら、価格はもっと安くできるでしょ。


「世界規格となっている「EPUB(イーパブ)」の最新版が縦書きの日本語に対応することになり、日本でキンドルが発売される際には、日本語を表示するためのフォントが内蔵されるとみられる。」
これって、かなり頑張った日本人が居たと思います。ちゃんと取材して欲しい。俺の思い違いで居なかったのかな?


「2010年の日本の電子書籍市場は約650億円とまだ小さい。」
何と比較して小さいと言っているんだろう。
日本の書籍の販売額との対比? 確か8000億円位で(ソースが見つからなくて困ってます。)8%と記憶。
アメリカの電子書籍市場との対比? (すいません数字が見つからない。。。650億円より少なかったはず)


「競争が激化し、淘汰(とうた)が始まるのは必至の情勢だ。」
何度もいうが、淘汰されるプレーヤーになってない。


「日本市場を熟知した日本勢は、端末や配信サービスの使い勝手で差別化に挑む。」
たのむ、熟知したつもりなのかもしれないが、いい加減気付いて欲しい。ユーザーが何を求めているのかを。。。




最後に、
「野村総研主任コンサルタントの前原孝章氏は「キンドルとの競争に勝てる端末を生み出さないと先行きは厳しい」と指摘する。」
この方、どういう文脈で、上記の発言をしたのか知りませんが、こういった切り取られ方でこの記事にOKを出したんでしょうか?
この前原さんのセミナー資料が以下より手に入ります。
http://www.nri.co.jp/publicity/mediaforum/2011/pdf/forum161.pdf


話を聞いたのではないのですが、「端末が良くなれば云々」の要素を感じるのは私だけではないと思います。
本当にそう思っているのだとすると、ちょっとがっかりですよね。




以上です。



2011年10月11日火曜日

KBS講義第四回

先週の講義の感想として
むしろ、こちら側の課題が浮き彫りになるのが怖い程。。。
と残したのだが、事実になってしまった。

今日は、今後の講義を進める上でも肝になる回だったのですが、欠席者が居たのも残念。

次回に向けて準備致します。


■今日のワーディングの悩み
汎用⇔個別とするか、一般⇔特殊とするか。
Generalを意味するところは良いとして、Specialの方を上手く伝えられているか不安。ある前提において言えることをSpecialとして言いたいのだが、個別かなぁ?特殊(←相対性理論では通じる)?


今日の感想は、ここにも書けないことが多いため以上にて。

2011年10月4日火曜日

KBS講義第三回

今日の収穫を一言で表すと、

「素晴らしい履修生が残ってくれた」

である。

そのポイントを残したいと思う。


  • 分からないなりに理解に努める(当たり前といえば当たり前だが結構難しい)
  • 分からない時に、何がどう分からないか?もしくはどこが分からないかを特定するための質問を効果的に行うことができる
  • 授業の後半、というか最終局面ではなんとかキャッチアップしてくる
  • 積極的

以上、どれも学習する上で非常に重要なポイントをしっかり抑えてくれていることが嬉しいし、サポートしやすい。

むしろ、こちら側の課題が浮き彫りになるのが怖い程。。。

2011年9月29日木曜日

Ignorance College 第一回

アレやコレやと活動ログになってますが、昨日Ignorance Collegeの第一回を開催しました。(なぜかここでも事務局?幹事的な役回り)

「地頭力」や、フェルミ推定、アナロジー指向、イグノランスマネジメントで有名な細谷功さん(血縁関係はありません)の希望により発足(?)した会です。
「ゆるく」、「Build On」、(あとなんだっけ?)がテーマの会です。
今は、クニエのメンバーでやっていますが、既にそんなことは気にしなくなっています。

さて、呼びかけとしては

  Smartphoneでどこまで学べるか?
  コンサルタントのための学習術におけるスマフォの位置付けについて
  皆さんと考えてみたいと思います。
  もちろん、iPadのようなTablet端末も視野にいれても構いません。

  ■コンサルタントのノートの使い方
  コンサルタントにとって、ノートの必要性として、メモなどの記録なのか、
  イメージを書いてみるキャンバス的なものなのか、相手に考え伝えるためのものなのか、
  単なる下書きなのか、いろいろな使い方があると思いますが、
  新たな使い方が生まれるようなディスカッションができればいいなと思っています。
  (究極的にはマルマンとかの文具メーカーに企画を持って行けたらより面白いかと)


というお題目で呼びかけましたが、遠くは離れないながらも結構違う話をしていました。

Podcast系やブログ、メルマガ、参考サイト、おすすめ書籍などを紹介し合いながら、情報収集について広くディスカッションしました。

その中で気になった点をピックアップします。

「増えすぎて処理できない情報量をどう効果的、効率的にインプットするか」
これは結構、皆さんも悩んでいるかと思いますが、
「あまり忙しく無い時は処理できてる」とか、「インプットとアウトプットのポートフォリオは変化する、インプットの割合が減っている時に処理できていない」など、恒常的なものではないのではないかという話にはなりました。
ここではあまり結論めいたところに議論を持っていかず、問題をクリアにすることで、個々人が解決するために必要な策を考えるキッカケにしようとしています。

「ベースの知識を得るための情報共有とするか、トンガッた事を考えるための情報共有とするか」
これは、このIgnorance College特有の論点かもしれません。
「トンガッた事って共有されるようになったら、もうトンガって無いんじゃないか?」となり、「まずはそういった事を考えることができるようになるためのベースの知識を身につけてもらうための情報共有が必要じゃないか」となりました。

ここは具体的にしたいということで、上記のおすすめ書籍を紹介するサイトを用意しようという話になったのですが、そのためのサービスが意外とないという驚き。
期待する機能要件としては
  ・話題のものがリストの上位に来て欲しい(逆説的に、話題にならないのは消えて行ってもらいたい)
  ・簡単に書評が書けた方がいい
  ・投票機能が欲しい(他者のコメントだけではなく推薦度合いも知りたい)

  ・リンクを貼りたい

ここまでだと、Google+でよくね?となっていたのですが、

  ・投票機能は、「Like!」とか「+1」といった、好評価の絶対数だけではなく、総数に対する好評価の率も見たい
これ、結構実装しているのを見たことないです。
どこかのサービスを考えている人、作ってください!

次回のテーマは「未来を語る」です。乞うご期待。
2001年宇宙の旅や、鉄腕アトム、ドラえもんといった、未来のイメージを語りたい。
日程、場所はこれから調整です。

これを見て参加したいという方がいらっしゃれば、ご連絡ください。

2011年9月28日水曜日

KBS第二回講義

昨日、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(以降、KBS)における、「ビジネス構造化経営の理論と実践」の講義が行われた。

まずは(というかかなりの時間)前回の講義で説明できなかった部分からスタート。約1時間を費やした。その後、本日の本題「成果と構造」についてさらに1時間程度で説明した。

成果の領域となる、価値の測定や、KPIなどの測定に関して、それぞれの要素については難しいことは言っておらず、さすがKBSの学生なので恐らく理解していただろう。
しかしビジネス構造化経営理論における重要なポイントとなる、指標間の関係に入るとやはりイメージがつきにくかったようだ。

ポイントは恐らく二つ。

  • 「どのように指標間の関係を認識するか?」

と、

  • 「整合性を保ったまま、現場での指標設計は運用として現実的なのか?」

かと思う。

一つ目に関しては、まずはフレームワークの力を借りることがスタートだろう。関係を認識しながら、バランスのとれた指標の選択なども重要になってくる。こういっては元も子もないが、経験を積む必要があるだろう。

二つ目に関しては、ビジネスアーキテクトの話しをされた。ツールというか、集約された全体俯瞰の上での議論ができる組織(=ビジネス構造化オフィス  ex) 経営企画部)と現場の部門長( ex)本部長、事業部長)が会話をするための共通言語として、ビジネス構造モデルをきちんと整理することが重要であろう。

来週以降、個々の領域に関する詳細化された説明に入る。そこで一連の疑問点を解消してもらいたい。

2011年9月27日火曜日

インフレターゲットの必要性(一面的)

タイトルは煽りっぽくってすいません(汗)

単純に組織の意味合いの一つとして、NPOの目的について考えた時、インフレターゲットが+2%~5%に設定されていたとすると、最近のNPOブームって実はあり得なかったのかもと考えたのでこういうタイトルにしました。

本論に戻ると、株式会社の中でも、昨日述べた会社の設立趣旨として、起業、開業、独立とあり、そこにNPOを加えた時のイメージを簡単に残しておきたいと思いました。

全て水の流れに例えます。

【独立】
川の支流を作るイメージ。あくまで高いところから低いところへ向かって流れる川の流れを分けるイメージです。

【開業】
湧き出る水を見つけたので井戸にする。もしくは、何も無い所に井戸を作るイメージです。

【起業】
(相対的に)低いところから高いところへ水を、「大量に」汲み上げる仕組みを作るイメージです。
現時点では、低いところに水を流す高所であっても、より高いところを作って、そこに水を汲み上げることが重要です。

【NPO】
平面で水を還流する仕組みを作るイメージです。


さて、タイトルにあるインフレターゲットの必要性ですが、このNPOの還流の仕組みって、必要性は十分にあるはず何ですが、どこからも「余分な」エネルギーが無いので、誰かの頑張りによって支えられます。つまり利益を産みません。しかしインフレ状態であれば、どこからともなく土地が盛り上がっていくので、水と共に高所が自然発生的に増えていくので、その高いところから低いところへ水が自然に流れます。
決して楽ができるということではなくて、労力の配分として、より高いところに水を汲み上げることに労力を費やすことができるのではないかと考えています。

じゃあ、インフレターゲットを政策的に設定し、インフレ状態にしないとその労力が生まれないかというと、個人的には(経済の専門家の方には反対されるかもしれませんが)上記の【起業】が世界全体の余力を生み出す程の水を還流する能力を生み出し、配分してくれる、いやそうする必要があるのではないかと考えているところです。

やっぱり、アステリズムは【起業】として大きなエネルギーを生み出す基点になる必要性があるなと実感しました。

今日、出会った有志達に感謝です。

2011年9月25日日曜日

起業と独立と開業

いや、厳密な定義をしようとか、議論のための定義とか、そんな事ではなく、現時点での自分のイメージを残すために書きます。

理由は、広くビジネスを立ち上げる際に意識すべきことがこの言葉の意味の違いとして捉えているからです。


まず、もっとも簡単な【独立】から
シンプルに従来、なんらかの企業に所属していたビジネスの基本構造をそのままに、自分の会社を立ち上げること。往々にして、顧客との関係なども引き続き維持しているんじゃないかと思います。
コンサルティング業界では多いんじゃないかな。


次に、【開業】
よく、開業医といって、大きな病院を出てクリニックを営んでいるケースもありますが、それが一番近いのかな。顧客基盤などは引き継がず、新たなところで顧客基盤の構築から始めるものを指しているイメージ。(暖簾分けを除く)飲食店とか、クリニックなどがそれ。

日本に法人登記が多いのは上記二つが多いというのが想定。

さて、【起業】なんですが、
今まで無かったビジネスの構造を創りだし、新たなビジネスを興すことを指すのではないかと想定。
この時、ポイントは発展するかどうかなんですが、自分が食っていけるだけのものを指すこともあるかと思いますが、今までなかったビジネスの構造を創りだしているのであれば、一定のスケールはするんじゃないかと想定していて、Isologueの磯崎哲也さんの著書「起業のファイナンス」を基にいえば時価総額で数百億円の規模までスケールすることが目安なんでしょうか。


イメージですが、【独立】や【開業】は食っていければいいので、銀行からお金を借りてやりくりできるんでしょう。
しかし、【起業】はそうは行きません。食っていけるかどうかは二の次で、ビジネスを興すことが主眼なので、借りた金を返すためにビジネスをやるようだと自転車操業になってしまう。なのでファイナンスが重要になってくる。

7月に立ち上げたアステリズムのビジネスの展望を考えながら、ファイナンスについても考えていたので、こんなことを書いてみました。

そんなことをぼんやり考えていました。

車の未来

自動車関連の仕事をしているため、車(四輪、二輪、まあ三輪でも五輪でもいいんですが)の未来について考えるものの、仕事は夢ばかりふくらませても意味が無いらしいのでこっちで夢を吐き出そうと思います。


まず思っているのは、次の2点

『未だにタイヤという概念から離れる技術が無い』

『未だに運転という概念から離れる実装が無い』


まず一つ目の『タイヤという概念』について
日本を代表するアニメである「アキラ」や、ハリウッド映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」には出てきますが、浮いているマシン。
あれって、なんでしょうね。

現時点もっているイメージというかオプションは次の四つです。

  1. とにかく下向きに何かを噴射して浮いている
  2. リニアモーターカーのように何かに反発している(飛べる高さに限度アリ?)
  3. 天空の城ラピュタのようにもはやメルヘン
  4. 今は想像できないもの


一つ目の将来予測
光速を超えることができたら、次は【反物質】なんですよ。(めっちゃ個人的な意見)
噴射するためのエネルギーが、体積に関係なく無尽蔵に近く、コントロールされた状態で噴出され続けるということが、実は可能なのかもしれません。

二つ目の将来予測
これは『運転という概念』の点でも触れますが、道路がただの整備された地面から、鉄道インフラにおける線路のように、車に対する【ある意味を持った】設備になれば、リニアモーターカーと同じ原理で浮かせることは(いつか)可能でしょう。

かってに実証実験レベルまで持って行きたいと思っているコンセプトです。

三つ目の将来予測
あ、いや、メルヘンはちょっと。。。

四つ目の将来予測
想像できないものなので、、、


次に二つ目の『運転という概念』について
運転することが目的の場合、これを無くすというのはありえないんですが、運転手(タクシーやバスを含む)を設定している以上、自動化のイメージはつきまとうのでは無いかと。

実際、『運転という概念』を取っ払おうという取り組みは、Segwayが一番先進的かなぁと思っています。


運転という概念を取っ払う(つまり自動化)するためのイメージというかオプションは


  1. 数珠繋ぎになって引っ張ってもらう(バスと似た概念ですいません)
  2. ベルトコンベアー式(空港のBaggage Claimのイメージ)
  3. 自動操縦
  4. 今は想像できないもの


一つ目の将来予測 & 二つ目の将来予測
二つとも似ているところがあるのでまとめて説明してしまいます。すいません。

さて、本題ですが、今までの車は走行安定性の観点から基本的に進行方向に向かって縦長に設計されています。しかし、数珠繋ぎもベルトコンベアーも自立走行も必要ですが、引っ張られたり、押し出されたりという移動手段を取るので縦横比が均等に近い方が安定するかと思います。
すると、一人乗りの正方形、もしくは円、球体の乗り物になっていくのではないかと想像しています。

例えば、
Toyota i-Real (名前がベタでイケてない)
http://www.youtube.com/watch?v=mZQpsGGNtgE

スズキ サスティナブルモビリティ (名前が実用化が遠そう)
http://www.youtube.com/watch?v=jvJkmCdtixM&feature=relmfu

日産 PIVO 2 (なにかをイメージさせる名前ですね、ハロ?バボ?)
http://www.youtube.com/watch?v=YjmK4d4uC9M&feature=relmfu

こんな感じでしょうか。

かなり現実的なイメージとして、このような一人乗りの乗り物は今後進化していくんじゃないかと予想しています。

さて、このようなパーソナルスペースが進化した時には、「この中で仕事できそう!」と思いました。ノマドとか言って持て囃されている人が居るみたいですが、オフィス毎移動しちゃえばいいわけで、自分の体にPersonalizeされた座面や周囲のデバイス、視界などを整備すれば、デスク、PC、通信、収納などかなりのオフィス要件を満たせると思います。
加えて、上記の数珠繋ぎか、ベルトコンベアー式で移動ができるのであれば、移動中も仕事ができる(運転という集中を強いられない)ので、要求は増えるでしょうね。

この実現性には、そこにインフラがついて行くかどうかが問題なので、自動車会社がきちんと活動してインフラ整備にまで手を広げる必要があるというのが個人的な考えです。


他にも、介護目的でよりコンパクトな、車椅子の延長での利用が考えられます。電動車椅子がそれに近いですが、あれで病院に行くには、病院が近いことが前提だったりすると思います。その制約を無くすための一つの考え方かと思います。

上記の例では特にPIVOが一番それに近いと思います。

三つ目の将来予測
この予測ですが、一定の年令以上の方であればご存知かと思う、ナイトライダー(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC)のイメージです。ナイトライダーに乗りたいという子供の頃の夢の実現ですね。

なんとなく、PIVOはそういった発想を取り入れてそうなきがするのは気のせい?

多分これを阻んでいるのは事故が起きたら、、、というリスクでしょうね。
難しいのもよく分かります。


以上が、現在のプロジェクトでの妄想大会の中ではみ出てしまった将来予測についてです。
まあ、実用化出来なければお金にならないので難しいんですが。。。。

おわり

2011年9月21日水曜日

KBS第一回講義

本日より、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(以降、KBS)における、「ビジネス構造化経営の理論と実践」の講義をアシスタントすることになったので、その中で感じたことを記したい。

本日は第一回ということで、とある企業にビジネス構造化フレームワークを適用した場合を取り上げ、ポイントを説明しながら理論の全体像に触れることを目的とした。

初めの約1時間は、講師、学生共に様子見が続いたが、学生への質問を皮切りに、思った以上に盛り上がったのは正直予想外であり、嬉しくもあった。また、その内容も予想を超える建設的な意見が大半だった。
「ビジネス構造化経営理論」について、企業で業務に携わる方にお話するとまず返ってくる反応は「難しすぎて何を言っているのかわからない」だ。しかし、さすがKBSの学生であり、理論の背景(学生は前提と質問していた)や、新規性、差異について質問していた。またわからない所の質問の仕方についても、十分にポイントを得た内容だった。


最も驚いたのが、非常に客観的に理論を理解しようとしていたことだ。KBSの、少なくとも本日受講していた学生は、約8割が業務経験のあるかたなので、一般の企業の方と同様に自らの経験に照らし合わせ評価をするのではないかと考えていたが、(聞くところによると)2年生が多いということからか、これまで勉強した他の考え方を比較による理解の拠り所としていたようだ。
いきなり批判的なスタンスでくるような学生は居ないとは思っていたが、理解の仕方がここまで客観的であることは予想していなかった。


そして一番後ろから聞いて、様子をうかがっていたのだが、寝たりする人もおらず、共感の姿勢を見せたり、疑問の様子を表したりと、その反応が極めてわかりやすかったことは今後進める上では非常にやりやすそうだと感じた。

最後、アシスタントとして自己紹介するときは、わかりにくそうにしていた部分に対する答えとなりそうなことを交えて話しをした分、非常に関心を持った姿勢で話しを聞いてもらえた。

来週以降、プロジェクト都合により参加できないこともあるかもしれないが、極力参加し、学生のそのフレッシュな反応に触れて行きたいと思う。

2011年9月17日土曜日

書評:ペンギン、カフェをつくる


『ペンギン、カフェをつくる』
三谷宏治 著

BCG、アクセンチュアときて、コンサルタントを辞め、PTA会長をやったと驚いていたらKITの教授になっていた三谷宏治さん。アクセンチュア時代にはプロジェクトをご一緒することは出来なかったけど、何度かお話しさせてもらった方です。
一言で言うと「面白い人」。日本語の面白いは捉え方が難しいが、それらを全て包含した面白い人です。

知っている人の書評だからといって、良い事ばっかりは書きたくないので、ストレートに思ったことを書いてみます。

まず、非常に読みやすかったです。これは本当。でも、読みやすいので、読んで終わったという印象もある。最後に補講としてまとめがあるんですが、それがあって初めて何だったかを思い出し、咀嚼できる。つまり一気に読んだほうがいいです。
あなたが2時間~3時間、ゆっくり時間をとれる時に、もちろんカフェで読んでみてください。


さて、内容ですが、発想に関するお話しで、ペンギンのルークがカフェを作るエピソードに沿って、かつ講義とエピソードを交互に配置した、ビジネスにおける発想力について気づきを与えてくれる本です。

ルークのエピソードにちょっと無理があるのは確かにあるんですが、経営が難しい代表的な業種の一つ(*)である飲食を目指す若い人はこれを読んでいろんな気づきを得て、それについて勉強してからでも遅くないでしょう。
* 飲食店とアパレルと思っています

人に興味を持ってもらうために必要なこととして、「あれっ?」と思ってもらう、目に止まってもらうということがあると思います。それには、その人(お客さん)にとってこれまでの尺度では測り切れない、その人の常識を逸脱したものを提示する必要があると思います。
そのために常識を疑い、いままでの世界から離脱することが必要だと言っています。
これは本当にその通りで、コンサルティングをやっていると、「うちは今までこうやって稼いできたんだ!!」みたいなおじさんとかが居ます。そんな人に「これからはそれで稼げるんですか?」なんて言っても怒られるだけ。ここに例示されているようなものを見せながら常識から離れる道筋を描いてあげる必要があるかもしれません。

ちなみに、この辺のことが書いてある第1講の参考書籍に『その数学が戦略を決める』 イアン・エアーズ著がありますが、現在、原著の『Super Crunchers』を読んでいます。読んでる途中ですが、今の仕事にフィットしているので熟読中です。

その後も、第2講では「面白い」視点として宇宙人や外国人の視点などを取り上げ、第3講で宮大工という普段接することができない職業を取り上げるなど通常であればあっち行ったりこっち行ったりな話題の飛び方で話が進みますが、それでも飽きさせない興味深い話題が続きます。

最後の第4講では言葉に触れ、本質を見ぬいた表現としての言葉の選択について述べられています。

繰り返しになりますが、話題としては飛んでいますが、発想力について筋の通った展開になっています。そのため飽きずに最後まで読めるのではないでしょうか。
行き詰まり感のある人はもちろんですが、多くの人に読んでもらいたい本です。


余談ですが、三谷宏治さんと、細谷功さん、どちらも思考法について様々な著作がありますが、お二人とも1964年生まれで東大卒(三谷さんは理学部、功さんは工学部)。共通点が多いなぁ。
知り合いだったら面白い。
二人が対談したら、どうなるんだろうか。面白いのか、周りはついていけなくなるのか。


2011年9月2日金曜日

Android Tablet (ASUS eee Pad transformer)を使った仕事の仕方

先程は、使い勝手にフォーカスしましたが、使い方、仕事の仕方について記したいと思います。

仕事がある日の持ち物について2パターン設定しています。
『軽量化パターン』 と 『本気パターン』です。それぞれの使い分けを含めて説明したいと思います。

私は、1日の使い方を予定の組み方を含め大まかに決めています。

例えば『アウトプット中心の日』。この場合、外出しないでオフィスに篭ることが多いです。来客は対応しますが、打合せは内部が基本です。すると、実はノートPCでも足りないほど、PCに依存したワークスタイルになります。なので『本気パターン』の持ち物になります。重いですが、現在の環境では仕方ないです。

『思考実験中心の日』。この場合、気分転換の意味も含めて、オフィス、カフェ、自宅、その他、考えられれば場所は問いません。とにかく座ってメモが取れればOK。従って『軽量化パターン』で十分なのです。
この時活躍するのが、Evernoteです。
メモは基本Evernoteに放り込んでます。考えた事は、文章であれば直接Evernoteに書き込み、図解やキーワードの場合は、A4横の無地のノートに書いています。それをTabletか、スマフォの携帯で写真をとってEvernoteに貼り付けます。オフィスに居ればGifファイルで読み込んだりもしますが、パッと見分かり、キーワードが識別できればOKなので、カメラで十分です。(スタバで「カシャッ!」ってやると見られますが、気にしない)

『外出中心の日』。とにかく外を回るので、思考実験中心の日に近い持ち物ですが、あんまり色々考える暇なく、事務処理なども含めて実施して終わることがほとんどです。
事務処理の度合いにも寄りますが、大体『軽量化パターン』で十分です。

大体、1週間の使い方としては、思考実験中心の日が3/5くらいが適正な感じです。週の半分以上考えていると、アウトプットがスムーズです。大体、月曜日が事務処理/外出、火曜日から木曜日で思考実験して、金曜日にアウトプットのイメージです。
こうすると、金曜日で上手くいかないと週末に流れ込みます。。。

さて、Tabletの使い方としてはどうしているかというと、思考実験中心の時の参照用デバイスです。メールなんかはやりますが、アウトプットという感じでは、はっきり言って全く使い物になりません。
資料を見たいけど、紙を持ち歩くのも非現実的で、スマフォじゃ画面が小さいので、ちょうどいいです。関係する書籍も自炊していっているので、かなり効率的になってきました。
アウトプット中心の日は、ノートPCの横において、参考資料やメモを見ながら作っているので、二刀流みたいな感じにもなりますが、紙が広がっているよりはスマートな感じですよ。実際、探す効率がいいですし。
よく、「紙を広げた方が一覧性が高いから~」という意見がありますが、それはまとまってない状態でアウトプットに望むから一覧性が必要なのであって、まとまった状態であれば、そこに一覧性の高いメモがあるはずです。そこまで考えて整理してから資料を作れば問題になりません。

Tabletは、思考を二次記憶的に格納したい場合には非常に有効なデバイスとして捉えています。
スマフォは、コミュニケーションツールとして捉えています。なのでサイズの違いではないです。(もちろん、二次記憶からの出し入れにも使います)

しかし、Tabletをコミュニケーションに使いたいケースがあります。
例えば、facebookページの更新や、Google+の投稿、ブログの更新などです。


現時点では、思考の二次記憶であれば、既に十分なレベルにきているといっていいと思います。特にDropboxやEvernoteの使い勝手がそれを促進しています。

私が個人的に期待したいのは、Tabletによるブログ更新などの使い勝手の向上です。facebookもアプリもWebも使い勝手が悪く、Google+もモバイル用のアプリしかない。
これから思考のためのインプットにおける、ソーシャルメディアの位置付けが拡大すると考えているので、非常に重要なファクターだと思っています。

Androidの進化として、2.n と3.n の融合があると聞いています。その流れの中で是非、Chrome Browserの合流も果たしてもらいたいと考えています。(Google IMEもできれば。。。)

以上が、現在の使い方、今後の展望です。


参考までに、持ち物をリストアップしてみました。

0.パターン共通の持ち物

■手持ち (気分的に朝、手にする順番で書いてみます)
・ハンカチ(+夏なのでハンドタオルも一緒にもちます)
・腕時計
・小銭入れ
・パスケース
・プライベート携帯(IS03)

■鞄の中
・財布(黒の長財布です)
・会社貸与の携帯(ガラケー)
・ペンケース(資料レビュー用のサインペン黒、赤、万年筆、ボールペン、蛍光ペン)
・A4クリアファイル
・名刺入れ
・USBメモリ
・充電器(バッテリー内蔵、USB給電式)
・USBコード(スマフォ用と、ノーマルminiBっていうのかな?)
・(最近は暑いんで)扇子

1.軽量化パターン
Tabletが大活躍のパターンです。要はノートPCの代わりにTabletなんですが、以下の通りです。
・eee Pad Transformer
・b-mobile wifi(プリペイドなんでらくちん)
・Tablet用のタッチペン

2.本気パターン
・会社貸与ノートPC(Let's Note CF-N9、12.1型ワイド)
・ACアダプター
・マウス

Android Tablet (ASUS eee Pad transformer)を使って

6月27日に、Android3.0搭載(その後、7月に3.1にアップグレード)のASUS eee Pad transformerを買いました。それを使って約2ヶ月たったのでまずその使い勝手を記したいと思います。

まず、使い勝手ですが、総じて良好です。幾つかポイント毎にコメントしたいと思います。

1.携帯性
携帯の方は異常に気になる電池の減りはそれ程実感なく、ヘビーユースの時にでも、忘れた頃にしか充電しないというのが現在の状況です。大まかに言えばだいたい週に1回程度でしょうか。使い方次第だと思うので、別途、使い方を見てください。

外形的なサイズや重さは、初代iPadと同じ程度と言われていますので、軽い!という程では無いですが、PCなんかよりはだいぶ楽です。形としては持ちやすいですが、自炊した本やKindleの電子書籍を読むにはちょっと重いかな?(多分、ハードのKindleと比べるからです)

キーボードが付属しているんですが、キーボードも持つと普通のノートPCと同じくらいの重さになるので、持ち歩きません。家で使うときも、以下でコメントしていますが、ブログのような長文を入力しないのであまり使いません。(ああ、持ち腐れ。。。)

2.操作性
Apple信者の方々はiPadはここが飛び抜けてる!とおっしゃいますが、変わんないです。実際iPad操作したことがありますが、違いはここじゃないですね。単にデバイスとしての操作性ではないです。ソフトの作り込みの問題です。
というわけで、申し分無いです。

キーボードについて操作面で言えば、キーの奥行きに慣れないです。慣れの問題なんでしょうが、思ったより手前にあるので、一列奥をタイプしてしまいます。

3.その他機能
SDカードが使えるのはとても便利ですが、フォーマットがWindowsと微妙に違うのか、差し替えの時に動作が怪しいことがあります。ちょっと気を付けたい。(バックアップなど)
機内モードもついていて、なにか特別困ることはないですね。

4.ブラウザ
Android3.1になってHTML5に対応したとかなんとか言っていますが、これ結構厳しいブラウザですね。

まず、今Bloggerをつかっていますが、タブレットからのアクセスだとWYSIWYGの編集画面にテキストが入力できないんです。。。。ブログをもう少しこまめに書けるようになるかなぁと期待していたのに。がっかりです。

他、普通のページにアクセスしたいのに、モバイル用ページに飛ばされたりするのも、期待外れです。

一言で言えば、Chrome Browserを搭載してくれれば問題解決です。
中の人、よろしくお願いします。

5.アプリケーション
まず総論だけ記し、キーアプリについては別途細かく記したいと思います。
総論としては、タブレットに最適化されたアプリが少ないということが、全てにおいてネックになっている感じです。かといって上述の通りでブラウザのしょぼさもあるので、その辺りは改善点でしょうな。
タブレットに最適化されているTouch Downは全く不満が無いというレベルですね。

以下、アプリリストです。
よく使うアプリは◎、たまに使うアプリは◯です

Google純正
◎Gmail
◎YouTube
◎Google Reader
◯Google Calendar
◯Google+

他、Calendarや、G+などは意外に使いません。理由はスマフォで十分だから。
でも、G+はアプリが専用になれば変わるかもしれません。別途個別にコメントします。

3rd Party
◎Touch Down For Tablet
◎TweetComb
◎ついっぷる
◎Adobe Reader
◎Polaris Office
◎Kindle
◎Evernote
◎Dropbox
◯FacebookMobile

Facebookのアプリがイマイチなのと、当たり前っちゃ当たり前ですが、Office系が弱いです。


6.個別アプリ
上記掲載のアプリから、大きな問題があるものに限ってコメントします。それ以外はかなり良好です。TouchDownや、Evernote、Dropbox、Kindle辺りが良好なので助かっています。


■Google+
一言で言えば、モバイル用のアプリっていうのががっかりです。画面大きいんだから、もっとやりようがあるだろ!ってかWebレベルの機能を全部盛り込めよ!
まあ、リリースされたばかりなんでこのくらいにしますが、かなり改善の余地があると思います。
ちなみにいえば、Mobile版はそれはそれで好きなんで、いいんです。

■Facebook
そもそも、ちゃんとアクセス出来ません。またアクセスできても、字が小さすぎ。。。
かつ、モバイル用のアプリなので、使い勝手がタブレット向きではないですね。
いっそ、Chrome Browserが乗れば、Webアクセスしたいほど、アプリの意味がない。

■Polaris Office
まあ仕方ないですが、MSのOfficeファイルの崩れっぷりったら酷いですね。
今後に期待でしょうか。。。


以上、使い勝手についてでした。





2011年8月21日日曜日

Macに乗り換えない理由

最近、特にMacユーザーを多くみかけるようになりました。まあ、時価総額でExxonMobilを抜いて一位になった(※)らしいので、世界一の企業のプロダクトとしては当たり前といえば当たり前と言える。
※ http://jp.techcrunch.com/archives/20110809apple-exxon-valuable-company/

元々、親がDTPの会社に居たということもあって、Apple製品が家にあふれていたのだが、大学ではWindows一色の研究室だったせいもあり、Macには触れなくなった。

今、会社のPCはやはりWindowsで、7年前に買ったVAIO Type Tはもう限界。次に買うPCをそろそろ考える時でもある。

さて、個人的なWindowsとMacのメリットデメリットを挙げてみようと思う。
(随所にOS以外の論点も混じるかと思いますがご容赦を)

まずWindows

メリットとしては、ビジネス端末として圧倒的Majorityであること。まあ基本的にWindowsだから困ったというのはめったに出会いませんね。

デメリットというか弱点は、電源管理の弱さ。というか立ち上げに時間がかかりすぎ。オフィスについて電源入れてから、どんだけ待たせればいいのかというほど時間がかかる。毎日萎える。
出先で、ちょっとメールの確認、返信したいと思っても、15分のうち3分とか掛かると、生産性が低くて話にならん。


次にMac

メリットは、デザイン、TimeCapsuleとかのツール、プロダクトやサービスの統合感など、まあ枚挙に暇がないわな。

デメリットは、客が仕事ではWindowsユーザーだということ。(BootCamp案は当然あるますね)


いや、こう比較すると、当然Macというのはわかっているんです。
乗り換えない理由は、未だにVAIOに期待しているということ。SONY派なんです。
なので逆に会社がMacで、プライベートがVAIOくらいの方がしっくり来る位。。。

すいません、たいしたことない内容で。

2011年8月13日土曜日

起業しました

Asterism Projectという事業を中心とした会社を立ち上げました。

経営ビジョンとしては、『福岡の活性化に寄与することは何でもやる』です。

まだ、社長の山崎龍也さんと、僕が大半の業務をこなしていて、ビジネスパートナーの方々に支えられている状況です。第一弾、第二弾のイベントを成功させ、収益が見えてきた段階では従業員も増やしていきたいところです。
とまあ、可愛らしいことを言っているのは性に合わないので、3年以内に、福岡ビジネスでネットワークを形成するならアステリズムに声を掛けてみたらと東京の人が言ってくれるくらいの認知度を目指して、首都圏と福岡圏をつないでいきたいと思っています。

Asterism Projectの動向については、ツイッターやfacebookで発信しながら、Webサイトを充実させていければと思っています。

また、このブログでも起業に際し感じたことや悩んだことも残していきたいと思っています。



株式会社アステリズム
twitter ID: @AsterismP

2011年7月2日土曜日

東京大学が秋入学への変更を検討していることについて

ちっとtwitterで、議論になったのでまとめる意味も込めブログにします。
すいません。疲れて帰ってきての投稿なので、まとまりがないので、最後にまとめました。


まず、東京大学は日本の最高学府と形容されたりしますが、東京大学を卒業した人の進路として、医学部などの特殊ケースを除き、大きく分けると、企業に就職、公務員、進学(そのままAcademia)があるかと思います。当然ほかもありますが、ぱっと進路統計が見つからないので、省略します。ご存知の方はご紹介ください。


東京大学が秋入学にした場合、まず進路から

まず、進学を希望する人の場合、何が困るでしょうか。たしかに京大の大学院に行きたい人など一部いると思いますが、東京大学の大学院か、海外の大学院に進学する人が、議論する上での多数なのではないでしょうか。

企業に就職する人の場合ですが、困るの?東京大学に行って、秋入学だから困るの?そこをちゃんと聞きたいです。本当に日本の最高学府を卒業した人だったら、喉手なわけでしょ?学生優位じゃないの?
この辺で一旦やめましょう。

公務員になる人の場合ですが、国家公務員の試験の制度について何も知らないのですが、仮に1種と呼ばれるキャリア官僚の場合、「東大が秋入学だから、秋卒業の人向けにも、年2回開催にします!」とか優遇措置があると思うのだが。


次に、ギャップイヤーの件ですが、ここで掛かるコストについて見てみましょう。

1.生活費
2.学習に掛かるお金
3.遊びに掛かるお金

上記、3つに関して考えてみましょう。

一つ目、生活費。
大学生の生活費を支える収入源は、大きく3パターンかと思います。「仕送り」、「バイト」、「奨学金」もちろんその金額の多寡は、生活スタイルでなんとかなるので、収入源に割りきって話しましょう。

「仕送り」:もう議論するのも正直ウザイのですが、仕送りもらえる時点で、半年だろうが、1年だろうが関係ないんでしょうね。終了

「バイト」:これは短期的に生活を支える上では困らないでしょうね。生活の糧なんで文句を言わずなんでもやる。

「奨学金」:これが一番難儀なんでしょうね。入学してないので奨学金がでないという官僚的言い訳の下、お金がもらえないということがあると思います。
でも、勉強が忙しいからバイトできないという理由で奨学金なんでしょ?
働けばよし!


とここまで働くことを推奨していて、二つ目の議論では全く逆の事を言うんですが、最後までお付き合い下さい。

いや、長期的に見れば、大学生の間って人生経験するための期間だと私は考えます。主観一直線ですが、そう思います。
だとすると生活するためだけのバイトならやめた方がいい。
せっかく東大に入れる頭脳を持っているなら、ここでインターンシップをやりなさい、いいからやれ!と言いたい。
都内でも探せば家賃5万以下の場所なんてあるし、インターンシップの期間(半年)は昼と夜はおごってもらえ。そうしてもらえるほど、そこで働けばいい。
高等教育を受ける価値は、働き始めてからの方が実感できます。
今、まさに数学や歴史、哲学などのプリミティブな学問における高等教育をちゃんと受けたいです。(正直言うと、経営コンサルティングやっててもMBAよりリベラル・アーツの方が魅力的)

なので、2.学習に掛かるお金は、インターンシップをすることでゼロ、むしろ収穫がある状態にするべき。

3.の遊ぶお金。論外です。切り捨てればOK。


東京大学にいくほどの個人であれば、得られる価値の交換、つまり現在のコストを未来の収入で賄う術を考えれば、ギャップイヤーに掛かるコストなんて、人生における収入からすれば誤差(1%以下)でしょう。
だとすると議論のまとはギャップイヤーに掛かるコストではなく、価値の時差交換の手段です。通常「奨学金」と、経済原理が働いていなさそうな制度(←失礼?)ではなく、誰かに投資させるというのが日本の最高学府に入学する者の努めだと思います。

ちなみに、私の同級生でタイからの国費留学生がいましたが、彼の一生はレールが引かれたような物だ。だから、それを超える価値を発揮できるようにならないと自分の好きなことをすることはできない(というニュアンスで正確にはおぼてない)といっていました。
それが務めだと思います。





長くなりましたが、まとめると繰り返しですが

東京大学に入学する程の人であれば、時間を超えた価値の交換によってギャップイヤーのコストを賄うべき
また、それによって得難い経験を果たすところまで行って、初めて入学を許可されてもいいのではないか。

そう思います。以上。

2011年6月24日金曜日

ビール消費に関する消費者の反応について、現時点の考えを整理します。
※時間の都合上、データ等の参照は行っておりません

いきなり想像、妄想からはいりますが
消費者の志向というか、価値観というか、ビール(もしくは類似品)に求めるものが違うとしてその違いを分類してみます。
自宅での消費に絞った見解です。飲食店での消費は別途(いつか。。。)

タイプA:純粋にビールが好き
 ⇒もちろんお気に入りの味があって、それを中心に飲むが、海外のものを含めて試してみて自分の志向を確認するタイプ

タイプB:炭酸とアルコールの組み合わせが好き
 ⇒サワーやハイボール含めて炭酸系アルコール飲料が好き

タイプC:晩酌が好き(自宅に帰って、「プシュ! プハーッ!」をやりたい
 ⇒とにかくビールを飲む行為に意味があるパターン

タイプD:夜の時間のお供に
 ⇒ゆっくりしたい夜に、本を読んだり、映画を観たり、音楽を聞いたりしながのお供を求めているパターン


お分かりの方もいらっしゃると思いますが、分析の軸は、味などの内面的な目的と、行為といった外形的な目的の志向により分類してみています。


さて、時系列的に消費動向をおっかけると

1.ビールだけの時代
タイプAやタイプCは、一定のビール消費。このころは景気もそれ程悪くなかったはずなので、タイプCもそれなりの頻度、本数を消費していた。
タイプBやタイプDは、ビール以外の選択肢も含めて消費。

2.第二のビール(発泡酒)登場
景気が悪くなり、先行き不透明観の中、タイプCの消費低下の対応策として発泡酒が登場。それが一定レベル刺さり、タイプCは一気に発泡酒に流れる。
タイプAは飲んではみるものの、味の問題によりビールに戻る、ただし消費量は微減(じゃないかな?)
タイプBやタイプDは、ビールや発泡酒以外の選択肢も含めて消費するも、消費量は低迷

3a.プレミアムビール登場
記憶によると、このタイミングでプレミアムビールのカテゴリが形成されるかと。
現在ここにカテゴライズされるエビスも、元々あったが、カテゴリ形成に至っていなかった。カテゴリ形成のきっかけは、アサヒの熟撰、サントリープレミアムモルツの登場じゃないかと。

しかし、熟撰は飲食店でのみの展開。プレミアムモルツもイマイチパッとしない状況が続く。

タイプAも、プロモーションがうまくいっていないせいで、多数の人が知らないままでいる状態。
タイプBやタイプCについては価格面のハードルがあり手にとってもらえない状況。
タイプDは、タイプA同様。

(ただし、一部での飲食店での反応がよいので、商品としては生き残る。これは飲食店でのプチプレミアムな料理が流行っていて、そこに刺さっていたと理解)

3b.第三のビール登場
ここまでくると個人的にはビールじゃないので問題があるのですが、一旦ビールとしましょうよ。

タイプCは、当然一気にここに流れる。価格がジュースレベルに近づき、消費量も販売側の期待値を維持できるレベル。
タイプA、タイプDは、発泡酒で懲りているので、大半が手を出さない。
タイプBは、ビールと思わずに飲むとアリという意見が若干数いるが、多数派にはなれず。

4.プレミアムビールのプロモーション成功
これはプレミアムモルツのプロモーション成功と言い換えてもいい。モンドセレクション金賞という、消費者にとっては「なんだかよくわからないけどすごいの!?」というイメージから、認知度が向上。
発泡酒や、第三のビールで懲りていた層を取り込むことに成功する。

タイプAは、プレミアムビールカテゴリと、従来型のビールカテゴリから、自分の好みにフィットするブランドを見つけ、そこに落ち着く
タイプBは、選択肢の中にプレミアムビールカテゴリ製品が一定数、定着する
タイプCは、上記3bの状態から変化なし
タイプDは、自分の時間にマッチするものとしてプレミアムビールを利用が増える。

このあたりから、微妙なポジションの発泡酒は、当初の勢いがなくなり、発泡酒の中でも品質の高いものだけが生き残る状況。
タイプBや一部のタイプCに選ばれる状況。


==========

この流れで、ビールの販売状況を分析すると

プレミアムビールカテゴリは、タイプDと一部のタイプAに選ばれる
従来型ビールカテゴリは、タイプAと一部のタイプBに選ばれる
安価なビールカテゴリはタイプDと一部のタイプBに選ばれる

それぞれのタイプがどれくらいの人口比になるのかは分析できていませんが、トレンドとしてはこういうように考えています。


2011年3月8日火曜日

新しいPCで設定すること/インストールするツール

今日は、新しいPCが手元に届いたのでその設定メモを残します。


1.Microsoft Outlookの設定
まあ、基本的な事として、返信メールの件名に「返:」とかいう意味のわからない記号がつかない様にとか、返信メールの文字色や、署名、表示諸々の設定を行う。

2.Google Chromeのインストール/設定
ブラウザは当然というとおかしいが、やっぱりChromeです。設定、ブックマークの移行ってなんだっけ?でも、拡張機能は移行されないらしい。なぜだろう。ローカルセッティングなのかな。


3.Google 日本語変換ののインストール/設定
これはもう染まっちゃったので新たな驚きのIMEまではこれでしょう。


4.Google Calendar Syncのインストール/設定
上記1のOutlook同様重要です。


5.Dropboxのインストール/設定
最近、当然のように使いこなし始めたこいつ。これでファイルの移行も全く不要。


6.Evernoteのインストール/設定
メモはこれに集約しています。



今ここです。

7.Microsoft Officeのカスタマイズ
これから地道にやろうかと思っているのは、Microsoft Officeのボタン配置のカスタマイズ。あれが一番移行の煩わしさのあるもの。近いうち、設置値のクラウド化に期待です。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
2011/3/13追記

8.Terapadのインストール
テキストエディタは、5,6年でしょうか、これがお気に入りなので、やはりインストールしてしまいました。やはり最もシンプルなテキストファイルを扱うケースが多いと感じました。
こういったものはクラウド化する必要がないものの一つでしょうか。(大したリソースを消費しないので、クラウド化する意義を感じません)


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~



しかし、本当にOutlookとMS OfficeでないならMicrosoftである必要ないな。
Chrome OSに期待です。
ローカルはOpen Officeでも良くないかな。基本はGoogle Docsで。

2011年3月1日火曜日

通信機器の明日

夕方のつぶやきを改めて整理するポストです。

私見としての結論から言えば、

通信機器を販売しているメーカーやキャリアはガジェットは1つで完結しないものと考え、統合的な利用シーンを想定した提案を消費者にするべき。

と考えています。「そうだよね。」とか、「当然じゃね?何をいまさら」とか仰る方もおりますが、実際出来ていないので改めて言っています。


上記の結論に至る背景としては、私が最近購入したIS03の電池の持ちが悪いこと、auがテザリングを解禁したEvo WiMAXを発売することになったということがあります。
つまり、通信環境の不安よりも、電源確保の不安の方が大きくなったということです。

自宅やオフィスであればその不安は無く、通信環境も十分です。
移動中や屋外全般であれば、通信環境に関してはdocomoやauであれば、特殊なケースを除き都心では問題ありませんが、電源はバッテリー次第です。
最近電源カフェが増えたとは言え、カフェなどの外出先での電源不安も拭えませんが、公衆無線LANサービスは使えるところが多いようです。

どのような機能を果たすために電力消費が大きく、逆にどんな機能を果たすためには電力消費が小さいのか。
また、それらの機能が電力不足に陥った時の不便さなどのバランスをきちんと考慮し、ガジェットを上手く機能分担させたトータルな提案をしてもらいたいものです。


オチませんが、SANYOのeneloopが頑張れば全て解決しそうでもある電力消費問題でした。

2011年2月18日金曜日

IS03使用感レポート(3週間のまとめ)

twitterでIS03使用感レポートとしてつぶやいていた内容の再掲です。


■ 電池

まず、各所で言われている電池の持ちですが、やっぱり不満は残ります。単純に寿命が短い(電力利用量が多く、電池容量が追いついていない)ということもありますが、充電手段に難があることが問題に感じます。
つまり、確かにAndroid OSの省電力性能や、IS03の電池容量としての問題はありながら、充電に1A以上の電力を要求しており、従来ガラケーで使っていたeneloopが電力不足により使えないというのが苦労の原因。また同様の理由で従来のコンセントのUSBアダプターも使えません。。。

Android OSとしての省電力性能についてですが、輝度を下げてとか、こまめにアプリを殺してとか、無線アクセスをいちいちスイッチしてとかは、あんまり取り組んでいません。理由はそういう使い方を想定して設計してもらいたいから。
Android派(そうなの?)の私が言うのもなんですが、iPhoneユーザーがそんな事やっているなんて見たことも聞いたこともありません。

家電メーカーと連携しようとしているGoogleなんだから、ちゃんと連携して解決しなさい!というのが私の意見です。

■ UI

ユーザビリティに直接インパクトがあると考えているUIですが、なによりもフォントが見やすい。日本企業バンザイ、モリサワフォントバンザイです。
モリサワフォントって日本人(だけ?)に馴染み易いんでしょうね。

その他のUIは基本的にAndroid OSのものなんだと思います。


■ 電話としての機能

ここ、結構がっかり要素です。

まず発信では、「電話をかけるときのアクションが多すぎ。」5、6ステップ位経ないと電話掛けられないって結構悲しくなりますよ。ガラケーなんて、アドレス帳の番号さえ覚えていれば、ショートカット番号押して、発信ボタン、以上ですよ!
その後、最も頻度の高い(というか大半)かみさん向けはショートカットをデスクトップに設定したのでそこへの画面移動+1ステップなので楽にはなりましたが。

次に着信なんですが、「バイブが弱い。」ズボンのポケットでも気が付きにくい程のバイブ。図体がデカイから、バイブの振動が全体の揺れにならないのかな。
これはシャープさんなのか、バイブ機構の部品メーカーさんなのか、頑張ってもらいたい。

あと、若干音質が悪いような気がするのは私だけでしょうか。遠く感じるというか、音の大きさの割に聞き取り難いのは気のせいかな。


■ Googleの各種サービスとの親和性

これも期待しすぎたせいか、がっかりですね。

メールに関しては完璧といえるレベルなんですが、Tasksが上手く使えないというか、基本Webでの利用か、数少ないアプリが対応しているだけ。ToDo管理にTasksを使おうと思っていたのに、アナログメモから抜け出せていません。

カレンダーの純粋な機能としては、ウィジットの充実を期待する感じです。勿論秀逸なアプリも有りますが、私が期待するのは標準機能です。

あとDocsは使いたいでしょ。Webじゃなくて、OSのローカルの機能だと嬉しいんだけど、そこは未達。


でも、感動したのはNaviというかMaps。車にのっている時に見ていたら、車が曲がると同時にカーソルも曲がるほどの精度。しかもレストラン検索して、そこに行きたいというナビって結構便利。


蛇足ですが、OS2.2からの、Cloud-to-Device Messaging APIは使ってみたい!!


■ メジャークラウドサービスとの親和性

これは期待通りというより、期待以上です。
twitterやfacebookはもちろん、Dropbox、Evernoteがいい感じ。特にEvernoteなんて有料会員になろうか検討中なほど。

でも、PDFを参照する環境が整えられていないので近々やろうと思っています。



以上です。
これから2年くらいは使い続けると思うので、仲良くしていこうと思っています。

ご参考まで、twilogによるつぶやき集を。

マルチタスクをシングルタスクに

最近、仕事が多岐に渡っているように見えていて、チームメンバーに限らず関係者に、「大丈夫ですか!?」と聞かれることがあり、ある人に、私がどのように大丈夫にしているかの概念を伝えた内容を整理する意味も込めて、今回このテーマを記すことにしました。
「大丈夫ですか!?」というのは、人によって意味合いが異なり、次のような意味合いが想定されます。

  1. そんなに多岐に渡る仕事をしていて、言ってることがあっちとこっちで整合しなくなりませんか?大丈夫ですか!?
  2. 仕事量が多くて、全部やるとなると体調などは大丈夫ですか!?
  3. そんなにいろいろやっていて、私との仕事はちゃんとやってくれるんですか?大丈夫ですか!?

まず、上の意味合いに対する回答として、どれも大丈夫です。根っこが仕事嫌いであることと、どれくらいやると体がヤバいのか知っているので、2でヤバいことにはならないのと、これから整理する考え方をもっていれば、よっぽどの事が置きない限り1と3は大丈夫です。
よっぽどの事とは、そもそもミッション(←後述)が矛盾している場合と、3の質問をしてる人があまりにバカで役に立たない場合です。


さて、本論に入ります。

仕事が多岐に渡っているように見えていても、本当に多岐に渡っていることって1つの会社に”しか”所属していない場合、それが社長であっても、おそらく大半は、本質的には一体とみなせる仕事をしていると私は考えています。
その一体とみなしたときの仕事の単位をミッションと呼んで整理しています。

企業においては、存在する意義・目的やビジョンなどは本質的には1つとして考えられることが大半で、仮に複数の表現があっても、1つに収束することが多いと思います。ましてや矛盾することはあり得ない(あれば別会社とすべき)です。なので、1つの会社に”しか”所属していない場合、よっぽどのことは起きないので、大丈夫と言えてしまうのです。


そしてそのミッションに属するある期間内に行うべき事柄をタスクと呼んで整理しています。通常ToDo管理される大きさのものや、もう少し広く、期間設定も長いものも含めて同列にタスクと呼んでいます。
このタスクの管理で重要なことは期間の管理と、責任分界です。責任分界とは、誰がそのタスクに関わる何に責任を負っているのかをはっきりさせることです。終始一貫して自分が責任を負うのであれば、実行あるのみなのですが、誰かに一部をお願いすることも多いです。その時にどういう単位で依頼し、権限を委譲するかが、成果品質に大きくインパクトがあります。
この辺りのコメントはいずれ人材ネタとして書きたいと思います。

タスクと並列の概念としてプロジェクトと呼んで整理しているものがあります。これはタスク群と呼び代えてもいいのですが、仕事の性質上こう呼んでいます。あるタスクの集合であり、目的が一貫しているものをこう呼ぶのですが、実用的には独立した収支の管理が必要とされるお客さま向けの仕事や、社内でも特殊な事情があり一括りで管理されるべきものをこう呼んでいます。プロジェクトもタスクで構成しているので、タスク管理の概念の延長のものとなります。


性質の異なるものとしてイベントがあります。これは誰かとのアポイントメントや、特定の時間に行う必要のあるものを指します。比較的分かりやすい概念かと思います。


タスクもプロジェクトもイベントも、ミッションに属さないものはやらないし、他人にとって意外な仕事でもこの関係を押さえていれば、ミッションに属する一体とみなせる仕事なります。
ですので、ミッションに従って考え、行動していれば、全てにおいて一貫、整合させることができ、優先順位も明確になり、ぶれない仕事ができるということになります。


また、統合的に時間を管理しようとすると、イベントは確実に時間を取られるので、タスクの所要時間と期限の積み重ねを常に意識しすることがもっとも重要です。イベントとイベントの隙間時間にできる分解されたタスクをもっていることも時間の有効活用としては重要です。
時間管理もいずれ別ネタとして書きたいと思います。


Google CalenderやTasksが、こういう概念でToDoとスケジュールを管理できるツールにならないかな。。。


ちなみに、うちの社長は、私が行うプロジェクトに対して、ミッションとの一貫性(得られるリターン含む)、プロジェクトの優先度、期間、掛けるコストについてのみ指示、もしくは承認します。言い換えると、目的とやることの確認であり、やり方は任されます。非常に良い環境を与えてもらっています。
私もチームメンバーに対してそうありたいと心がけています。


書評:起業のファイナンス

『起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと』
磯崎哲也 著

Blog isologueや、twitter ( @isologue )で良質なお金にまつわるつぶやきを提供していただいている磯崎哲也氏が出版された本ということで、早速手を取ったのは昨年のことです。(書評を書くまでに時間がかかりました。)
手を取ることになった経緯は、これまでのコンサルティング経験で「事業として何をやるべきか」という話はしても、実際に資金の調達を始めとするフェーズに携わってこなかったため、実務家の入門書を読んでみたいと思ったのがきっかけです。読む前から、ベンチャーに限らずファイナンスの概念は捉えられると、ある意味タカをくくってました、すいません。

読んだ感想としては期待以上の気付きや、何を知る必要があるかという枠組みを理解する事ができたということが挙げられます。
自分の仕事のやり方として、必要となる情報がどこにあるか分かっていれば、必要な時に調べる、もしくは知っている人に聞くのが常です。そういう意味では、そのためのインデックスを自分の中に作ることができたと思っています。

これから、本書を活かす時が遠からずくると思っているので、実践してみての感想はいずれ。


さて、実は中身から気付いたこととして1つ書評という枠組みから出るコメントを残したくて、書評を書くのに時間がかかっていました。
それは、この本を読んでもらいたい読者層として、おそらく想定されていないと思う次の方々に読んでもらいたいという気付きです。

事業会社(特にIT関連)のM&A担当者は読んでください!(懇願)

なぜかというと、イケかどうか分からないが可能性のありそうなベンチャーに”投資”という名目で出資し、いきなり売上責任を課し、伸びシロを殺してしまおうとしているケースを見たからです。

イケてるベンチャーの全てが即時マネタイズに成功するわけでもないし、ビジョンやポリシーがはっきりしているが故にマーケットでの認知に時間がかかったり、ニーズを掘り起こしている最中だったりと、直ぐに売上や利益を創出できる訳ではないと思います。
事業の拡大だとか、要素技術の獲得や人材の獲得を狙った買収対象としてイケてる(かも)ベンチャーが標的にされているのを見ると、こうやって日本のインターネットビジネスは遅れを取っていくんだなと思いました。

今から起業しようとしている人にも伝えたい。
事業買収のつもりの出資者よりも、キャピタルゲインをねらう出資者の方が、あなたのためになるかもしれないですよ。

でも、事業買収のつもりでの出資者の全てが悪いわけではありません。(念のため)  ←本文中に使われる表現を使わせていただきます。

P.S. 「イケてるベンチャー」が流行語大賞になるようなマーケットになると楽しいなと思います。

2011年1月25日火曜日

就職氷河期だからこそ

2011年3月卒の学生の就職内定率が過去最低だというニュースを良く目にするので、それについてちょっと考えをまとめておきたいと思いました。長文になりますが、ご容赦下さい。


まず企業の目線から(学生の人にとってはこっちの目線は分からないかな?)

新卒とか既卒とかっていう大学生と採用関係者しか使わないカテゴリは本質的にはどうでもいいんです。

採用したい人の特徴
  • 即戦力でないのなら、低賃金で根気強くやり遂げて、仕事ができるようになっても辞めない人
  • 即戦力なら、その戦力に見合った賃金で仕事をしてくれる人
  • (やっぱり相性ってあるよね)社風に合いそうな人

採用したくない人の特徴
  • 即戦力でなく、根気もなく、賃金に文句が多く、ある程度教えてあげたところで辞めちゃいそうな人
  • 即戦力かも知れないが、過剰に賃金を要求する人
  • (やっぱり相性ってあるよね)社風に合わなそうな人

ちなみに、厳しいこというと(かなり脚色して乱暴に言っていますが)
 学生が戦力になるなんて一寸足りとも期待してない。
 ビジネスで使ってない英語はいくらネイティブとは言え、使えない。
 ITスキルも学生のお遊びとエンタープライズシステムでは大違い。
 簿記持っていようが、実際にやってなければただの資格。ペーパードライバーと一緒。
 統計を勉強していても、目的理解してくれないし、アウトプットの見た目がイマイチだし。
というような感じですよ。

よく学生の見た目採用を批判する人がいますが、「見た感じいい奴そう」っていう所以外に差が無いんですよ実際。


就職氷河期と言われていますが、企業にとっては必要な時に必要なだけ採用するのが正しいスタンスなので、むしろ学生が頑張ってアピールしてくれるから評価がし易くなるんでメリットが大きいんですね。

加えて、どの企業もとは言いませんが、かなり多数の企業が商品提供市場を日本に限らない戦略を取っているのも事実です。すると現地市場を押さえるためだったり、マルチナショナルカンパニー的な文化にしていくためだったり、いろんな理由で日本人以外を採り始めます。

そうなると、年功序列文化としての世代ピラミッドを維持するために大卒者を採用していた企業は日本の、もしくは日本人の大卒者に期待しなくなっていきます。



翻って、学生の目線で状態を語っても仕方ないので、学生がどうするべきかについて


まず、次の質問を自分に投げかけてみましょう
  1. 何のために就職(就社)したいのか?
  2. 今やりたいと思っていることは本当に人生を掛けてやりたいことなのか?
  3. 日本にこだわる理由はあるのか?

最近の自己分析がどんなことをやらされているのか知りませんが、上記の質問に答えられる必要があるのは間違いないです。
1つずつ解説します。

1.何のために就職(就社)したいのか?
その会社に入りたいか、その会社の誰かと働いてみたいか、だとすればOKでしょう。
でも、そのビジネスに携わりたいのが理由だとすると、なぜその会社にこだわらなければいけないのでしょうか。おそらく競合他社と言われれる企業は、日本を含めて複数あると思います。特に海外の企業にチャレンジしてみましょう。

ただ、収入を得るための労働と考えていて、目的を達成する手段としての企業、仕事を選んでいるんだとしたら、他の企業を当たってみてください。新ぶら下がり社員と呼ばれたりもしているようですが、上記の企業目線での採用したい人の1つ目の特徴をアピールすれば雇ってもらえます。
企業としては一定の教育を受けた人が来てくれるのは願ったり叶ったりです。

目的をはっきりさせないと何も始まりません。

ちなみに私は、卒業後初めて勤めた会社に入りたかった理由、目的として「面白そうだから」でした。実は面接でもそう言いました。それを面接官も面白い奴だと感じたから合格したんだろうな、と今では思っています。


2.今やりたいと思っていることは本当に人生を掛けてやりたいことなのか?
学生が勘違いし易いこととして、これが混同してしまう事が挙げられます。
これを切り離して考えられる人は、低賃金でも文句を言わずに、企業が求める必要条件を満たしながら自らの能力を向上させるという本当の意味でのキャリアアップを果たすことができます。

所謂キャリアアップとして常に賃金が良かったり、聞こえ、見た目の良い職種につくようなのは本当にバカげています。人生の時間の無駄遣いなので直ぐに辞めましょう。

上記の様に、長期的にキャリアアップを狙って、プランを実行し続けることも重要です。

しかし、短い人生なので、”今”やりたいことを徹底的にやる、人生を掛けてやるのも良いと思います。
よく起業を勧められるようなケースですね。日本に限らず、成熟したマーケットが存在している場所では、起業して一攫千金できなかったとしても、投資家に取っては統計的に発生するダウンサイドリスクとしてしか見ていないですし(もちろん極論です、投資家が満足するExitをさせるのが起業家のミッションです)、それで残りの人生がおかしくなったりはしません。むしろタフになれるくらいです。

とにかく時間軸上に自分のやりたいことをプロットし計画的にチャレンジすることが重要です。

ちなみに私は、今いる会社でチャレンジできなくなるまでチャレンジしたいと思っています。それは前の会社でそれをやらなかったから、今では肉体的に死なない程度にチャレンジするようにしています。


3.日本にこだわる理由はあるのか?
特殊な事情が無い限り、日本にこだわる理由は無いと思います。

日本がいいなと思うこととと、日本にこだわることは違います。

世界一の寿司職人になりたい人が、アフリカで修行するというのは極端な例ですが、間違っていると思います。やはりそこには日本である必要があるのではないでしょうか。

しかし、製造、流通、サービス、農業や水産業、林業においてもなんら日本にこだわる理由はないと思います。(何度も言いますが特殊な事情が無い限りです)

多くの学生が日本がいいなと思っているから日本で働こうとしていると思います。まずはその「日本だったらいいな」程度の地理的な制約をとっぱらい、グローバルで仕事を探していきましょう。


ちなみに私は、花粉が飛んでいる日本よりも海外に行ってみたいなぁと思っています。




とにかく、学生に言いたいのは、「私も含めて、自分の変なこだわりを捨て、知らない世界を見に行ってみましょうよ。」ということです。
もっとチャレンジをする20代、30代が増えると、日本はもっといい国になると思うし、外国からそれを実感するというのもいいもんだと思いますよ。

2011年1月23日日曜日

書評:不確実性分析 実践講座

『不確実性分析実践講座』 福澤英弘、小川康 著

不確実性の概念について、数学に弱い人に対して教えることが予定されるため、あまり概念的すぎず、実例や世の中一般のツールに関して幅広く説明している書籍を探していた時に見つけたのが本書です。
元々はハーバード・ビジネス・レビュー(HBR) 2009年7月号の不確実性に克つ科学的思考を説明の補助資料としようとしていたのですが、HBRということもあり、概念的というか、論文調なので、説明の補助資料としてはちょっと具体感が足りない気がしていました。

上記の期待に対しては本書は非常によく構成されており、コンビニを経営するオーナーを主人公に物語調で不確実性分析のツールが活用シーン毎に説明されています。

最近の自分自身のものの説明上の課題として、2つ挙げられ、1つは概念を具体的に説明すること、もう1つは割愛して説明することがあり、これはそのヒントになる書きっぷりでした。
不確実性の扱い方について説明する際には、この本を参考にさせていただきたいと思う程です。
(うちの会社の若者に課題図書とするのもいいかも知れない。。。)

また改めて、統計ツールについておさらいしたくなったこと、自分の仕事に活かす為に改めて概念を理解し吸収しないといけないと感じました。

ちなみに、これを読もうとする方は、抽象化能力が若干必要であることと統計処理・統計ツールについてさわりくらいは知っておくべきでしょう。



2011年1月17日月曜日

子育てに必要なこと

僕には娘がいます。日常的には、かみさんと二人で子どもを育てています。もちろん両家の両親や、特にかみさんの妹一家には非常に助けてもらっています。

僕なりに子育てをする上で、親に必要なことを考えてみたいと思います。


◆助けてくれる/支えてくれる人
うちで言えば、冒頭の通りの近しい親族。それから友達がこれにあたります。
支えの内容として、子供の世話を支援してくれる、子供に何を教えたらいいのかを教えてくれる、困ったときに相談に乗ってくれる、困ったという状況を共有・理解してくれる、などになりますね。
(具体的なことに関してはちょっと挙げきれません)

ちなみに私が住んでいる地域は下町っぽさがあり、商店街の一部の方々と頻繁にコミュニケーションを取れており、うちの娘や僕、かみさんを気にかけてくれます。こう言った人々の存在も支えになっていると思います。

◆保育園・幼稚園(または類するサービス)
うちのかみさんは仕事をしています。ですので日中、子供の世話をしてくれる場が必要です。できれば世話だけではなく教育もして欲しいし、育つ環境であって欲しい。そういうニーズを満たしているのが保育園。世話の部分が少し減って少し教育に意識を払い、預かる時間が減ったものが幼稚園だと思っています。

◆情報を得る仕組み
今はネットという協力な仕組みがありますが、両親や友達(特にママ友)からの情報がより具体的かつその場に合った情報となっているので助かります。

◆教育・世話に必要なグッズ
子供は放っておけば育つと言いますが、字面通りではないので、教育のためのグッズ(絵本やおもちゃ)などが必要です。また、子供は大人と同じものではサイズなどの違いにより専用のグッズがあります。これが足りないと非常に不便です。


まだまだ書き足りないようなきがしますが、こんな感じで今日は終わりたいと思います。

2011年1月7日金曜日

バスケットボール関連マーケット ~その1

かれこれ4年以上も前からとある方の問い掛けにより考え始めた、バスケットボールという市場が日本でなぜ思った以上に(関係者の強い想いによる期待過剰の可能性大)盛り上がらない理由を考えています。
しばらくの間、連続して日本のバスケットボール関連マーケットに関して投稿したいと思います。



■競技人口

日本バスケットボール協会(JABBA)の公式サイトにある、平成21年度チーム加盟数・競技者登録数を見ると
日本のバスケットボールの競技人口は60万人を超えているということがわかります。
というか、この競技人口はもっと多いと思われ、私自身協会に加盟していない状況のはずで、現役(のつもり)バスケットマンです。

出所は不明ですが、世界のバスケットボール人口は4億5千万人とも言われており、実はサッカー(2億4千万人)を超える競技人口を誇っています。
※サッカーはほぼ男性、バスケットボールは男女に浸透しているための数字。男性だけだとサッカーが多いらしい

本当は、男女、世代別、プレーシーン別などの分析を行いたいのですが、情報ソースが見当たらないため出来ていません。在り処をご存じの方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。


■バスケットボールをするのに掛かるコスト(手間とお金)
実は、バスケットボールの草リーグを運営していたりするため、バスケットボールをするハードルの高さを何とかしたいということも考えています。
というのもバスケットボールをするには何はともあれ体育館の確保が最重要課題となります。

ちなみにこれをクリアするのは、東京都内であれば、区に団体登録をし、区の体育館や中学校などの体育館を借りるというのが、ちゃんとバスケをするには最善の手段と思います。
相場的に言うと、3時間から4時間くらい体育館の半面を借りると約2万円です。
バスケをやるためには基本的には10人必要なので、頭数で割ると一人2千円です。(結構な金額にも思えます)

必須のグッズ
  • ボール(5,000円~10,000円程度)
  • バッシュ(いろいろあるが、10,000円程度のものが主流か?)
  • ウェア(何でもよいが動きやすい物)
以上なのです。
大人になると、体育館を確保し、その決まった時間に10人以上集めるというのが最もハードルが高いというのが個人的な実感です。


とまあここまで書いて雑然としてしまっていますが、やっている自分で思うのは、バスケをやるというのは簡単なようで結構大変で、かつ継続的にやろうとすると日本においてはハードルが高く、また気軽に今日やりたいと思っても叶わないというのが実状です。
これを変えていかなければ、日本のバスケットボール関連マーケットは盛り上がっていかないのかなぁと思う次第です。



今後、次のようなテーマについて考えてみたいと思っています。
  1. スタープレイヤー
  2. 日本のトップリーグ
  3. プロ選手
  4. 世界で戦う日本代表
  5. バスケのプレー環境の整備


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体育館の事業化について

ちなみに上記5に関連して、体育館を自前でという狂気の沙汰を考えたこともあるのですが、これを収益事業として維持するのは非常に難しく。都内の一定のアクセスの土地、建物の維持、光熱費、運営のための人件費などを考えると、ギャラリーの無い平面コートの維持でも相当な金額がかかり、稼働率が仮に80%程度を維持できたとしても相当厳しいです。

別途、シュミレーション結果を掲載したいとも思っています。



2011年 ブログスタート

2010年の夏ごろから必要性を感じていたブログについて、2011年になるのを機にスタートすることにしました。これから主に次のような事柄から得られる気付きを基に気ままに記録してきたいと思います。

  • 私個人の関心事から
  • 日常生活や仕事から
  • twitterを始めとするWeb上でのコミュニケーションから


まずは、とりとめないですがスタートの心意気から綴りたいと思います。



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今はまだ公言することは控えたいと思いますが、将来、何らかのアクションを起こしていく上で、細谷友紀個人がどんな考え方を持っているのかを公開することに意義を感じています。そのアクションに関わること、関わらないこと全てにおいて細谷友紀が何を考え、どんな行動を起こしているのかをこのブログで残していくことを狙っています。

と小難しいことを言いながら、twitterでつぶやき切れないことを書くことも多いかと思います。

何卒よろしくお願いします。