2011年1月7日金曜日

バスケットボール関連マーケット ~その1

かれこれ4年以上も前からとある方の問い掛けにより考え始めた、バスケットボールという市場が日本でなぜ思った以上に(関係者の強い想いによる期待過剰の可能性大)盛り上がらない理由を考えています。
しばらくの間、連続して日本のバスケットボール関連マーケットに関して投稿したいと思います。



■競技人口

日本バスケットボール協会(JABBA)の公式サイトにある、平成21年度チーム加盟数・競技者登録数を見ると
日本のバスケットボールの競技人口は60万人を超えているということがわかります。
というか、この競技人口はもっと多いと思われ、私自身協会に加盟していない状況のはずで、現役(のつもり)バスケットマンです。

出所は不明ですが、世界のバスケットボール人口は4億5千万人とも言われており、実はサッカー(2億4千万人)を超える競技人口を誇っています。
※サッカーはほぼ男性、バスケットボールは男女に浸透しているための数字。男性だけだとサッカーが多いらしい

本当は、男女、世代別、プレーシーン別などの分析を行いたいのですが、情報ソースが見当たらないため出来ていません。在り処をご存じの方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。


■バスケットボールをするのに掛かるコスト(手間とお金)
実は、バスケットボールの草リーグを運営していたりするため、バスケットボールをするハードルの高さを何とかしたいということも考えています。
というのもバスケットボールをするには何はともあれ体育館の確保が最重要課題となります。

ちなみにこれをクリアするのは、東京都内であれば、区に団体登録をし、区の体育館や中学校などの体育館を借りるというのが、ちゃんとバスケをするには最善の手段と思います。
相場的に言うと、3時間から4時間くらい体育館の半面を借りると約2万円です。
バスケをやるためには基本的には10人必要なので、頭数で割ると一人2千円です。(結構な金額にも思えます)

必須のグッズ
  • ボール(5,000円~10,000円程度)
  • バッシュ(いろいろあるが、10,000円程度のものが主流か?)
  • ウェア(何でもよいが動きやすい物)
以上なのです。
大人になると、体育館を確保し、その決まった時間に10人以上集めるというのが最もハードルが高いというのが個人的な実感です。


とまあここまで書いて雑然としてしまっていますが、やっている自分で思うのは、バスケをやるというのは簡単なようで結構大変で、かつ継続的にやろうとすると日本においてはハードルが高く、また気軽に今日やりたいと思っても叶わないというのが実状です。
これを変えていかなければ、日本のバスケットボール関連マーケットは盛り上がっていかないのかなぁと思う次第です。



今後、次のようなテーマについて考えてみたいと思っています。
  1. スタープレイヤー
  2. 日本のトップリーグ
  3. プロ選手
  4. 世界で戦う日本代表
  5. バスケのプレー環境の整備


=====
体育館の事業化について

ちなみに上記5に関連して、体育館を自前でという狂気の沙汰を考えたこともあるのですが、これを収益事業として維持するのは非常に難しく。都内の一定のアクセスの土地、建物の維持、光熱費、運営のための人件費などを考えると、ギャラリーの無い平面コートの維持でも相当な金額がかかり、稼働率が仮に80%程度を維持できたとしても相当厳しいです。

別途、シュミレーション結果を掲載したいとも思っています。



0 件のコメント:

コメントを投稿