2011年9月28日水曜日

KBS第二回講義

昨日、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(以降、KBS)における、「ビジネス構造化経営の理論と実践」の講義が行われた。

まずは(というかかなりの時間)前回の講義で説明できなかった部分からスタート。約1時間を費やした。その後、本日の本題「成果と構造」についてさらに1時間程度で説明した。

成果の領域となる、価値の測定や、KPIなどの測定に関して、それぞれの要素については難しいことは言っておらず、さすがKBSの学生なので恐らく理解していただろう。
しかしビジネス構造化経営理論における重要なポイントとなる、指標間の関係に入るとやはりイメージがつきにくかったようだ。

ポイントは恐らく二つ。

  • 「どのように指標間の関係を認識するか?」

と、

  • 「整合性を保ったまま、現場での指標設計は運用として現実的なのか?」

かと思う。

一つ目に関しては、まずはフレームワークの力を借りることがスタートだろう。関係を認識しながら、バランスのとれた指標の選択なども重要になってくる。こういっては元も子もないが、経験を積む必要があるだろう。

二つ目に関しては、ビジネスアーキテクトの話しをされた。ツールというか、集約された全体俯瞰の上での議論ができる組織(=ビジネス構造化オフィス  ex) 経営企画部)と現場の部門長( ex)本部長、事業部長)が会話をするための共通言語として、ビジネス構造モデルをきちんと整理することが重要であろう。

来週以降、個々の領域に関する詳細化された説明に入る。そこで一連の疑問点を解消してもらいたい。

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