2011年9月25日日曜日

車の未来

自動車関連の仕事をしているため、車(四輪、二輪、まあ三輪でも五輪でもいいんですが)の未来について考えるものの、仕事は夢ばかりふくらませても意味が無いらしいのでこっちで夢を吐き出そうと思います。


まず思っているのは、次の2点

『未だにタイヤという概念から離れる技術が無い』

『未だに運転という概念から離れる実装が無い』


まず一つ目の『タイヤという概念』について
日本を代表するアニメである「アキラ」や、ハリウッド映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」には出てきますが、浮いているマシン。
あれって、なんでしょうね。

現時点もっているイメージというかオプションは次の四つです。

  1. とにかく下向きに何かを噴射して浮いている
  2. リニアモーターカーのように何かに反発している(飛べる高さに限度アリ?)
  3. 天空の城ラピュタのようにもはやメルヘン
  4. 今は想像できないもの


一つ目の将来予測
光速を超えることができたら、次は【反物質】なんですよ。(めっちゃ個人的な意見)
噴射するためのエネルギーが、体積に関係なく無尽蔵に近く、コントロールされた状態で噴出され続けるということが、実は可能なのかもしれません。

二つ目の将来予測
これは『運転という概念』の点でも触れますが、道路がただの整備された地面から、鉄道インフラにおける線路のように、車に対する【ある意味を持った】設備になれば、リニアモーターカーと同じ原理で浮かせることは(いつか)可能でしょう。

かってに実証実験レベルまで持って行きたいと思っているコンセプトです。

三つ目の将来予測
あ、いや、メルヘンはちょっと。。。

四つ目の将来予測
想像できないものなので、、、


次に二つ目の『運転という概念』について
運転することが目的の場合、これを無くすというのはありえないんですが、運転手(タクシーやバスを含む)を設定している以上、自動化のイメージはつきまとうのでは無いかと。

実際、『運転という概念』を取っ払おうという取り組みは、Segwayが一番先進的かなぁと思っています。


運転という概念を取っ払う(つまり自動化)するためのイメージというかオプションは


  1. 数珠繋ぎになって引っ張ってもらう(バスと似た概念ですいません)
  2. ベルトコンベアー式(空港のBaggage Claimのイメージ)
  3. 自動操縦
  4. 今は想像できないもの


一つ目の将来予測 & 二つ目の将来予測
二つとも似ているところがあるのでまとめて説明してしまいます。すいません。

さて、本題ですが、今までの車は走行安定性の観点から基本的に進行方向に向かって縦長に設計されています。しかし、数珠繋ぎもベルトコンベアーも自立走行も必要ですが、引っ張られたり、押し出されたりという移動手段を取るので縦横比が均等に近い方が安定するかと思います。
すると、一人乗りの正方形、もしくは円、球体の乗り物になっていくのではないかと想像しています。

例えば、
Toyota i-Real (名前がベタでイケてない)
http://www.youtube.com/watch?v=mZQpsGGNtgE

スズキ サスティナブルモビリティ (名前が実用化が遠そう)
http://www.youtube.com/watch?v=jvJkmCdtixM&feature=relmfu

日産 PIVO 2 (なにかをイメージさせる名前ですね、ハロ?バボ?)
http://www.youtube.com/watch?v=YjmK4d4uC9M&feature=relmfu

こんな感じでしょうか。

かなり現実的なイメージとして、このような一人乗りの乗り物は今後進化していくんじゃないかと予想しています。

さて、このようなパーソナルスペースが進化した時には、「この中で仕事できそう!」と思いました。ノマドとか言って持て囃されている人が居るみたいですが、オフィス毎移動しちゃえばいいわけで、自分の体にPersonalizeされた座面や周囲のデバイス、視界などを整備すれば、デスク、PC、通信、収納などかなりのオフィス要件を満たせると思います。
加えて、上記の数珠繋ぎか、ベルトコンベアー式で移動ができるのであれば、移動中も仕事ができる(運転という集中を強いられない)ので、要求は増えるでしょうね。

この実現性には、そこにインフラがついて行くかどうかが問題なので、自動車会社がきちんと活動してインフラ整備にまで手を広げる必要があるというのが個人的な考えです。


他にも、介護目的でよりコンパクトな、車椅子の延長での利用が考えられます。電動車椅子がそれに近いですが、あれで病院に行くには、病院が近いことが前提だったりすると思います。その制約を無くすための一つの考え方かと思います。

上記の例では特にPIVOが一番それに近いと思います。

三つ目の将来予測
この予測ですが、一定の年令以上の方であればご存知かと思う、ナイトライダー(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC)のイメージです。ナイトライダーに乗りたいという子供の頃の夢の実現ですね。

なんとなく、PIVOはそういった発想を取り入れてそうなきがするのは気のせい?

多分これを阻んでいるのは事故が起きたら、、、というリスクでしょうね。
難しいのもよく分かります。


以上が、現在のプロジェクトでの妄想大会の中ではみ出てしまった将来予測についてです。
まあ、実用化出来なければお金にならないので難しいんですが。。。。

おわり

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