2011年9月25日日曜日

起業と独立と開業

いや、厳密な定義をしようとか、議論のための定義とか、そんな事ではなく、現時点での自分のイメージを残すために書きます。

理由は、広くビジネスを立ち上げる際に意識すべきことがこの言葉の意味の違いとして捉えているからです。


まず、もっとも簡単な【独立】から
シンプルに従来、なんらかの企業に所属していたビジネスの基本構造をそのままに、自分の会社を立ち上げること。往々にして、顧客との関係なども引き続き維持しているんじゃないかと思います。
コンサルティング業界では多いんじゃないかな。


次に、【開業】
よく、開業医といって、大きな病院を出てクリニックを営んでいるケースもありますが、それが一番近いのかな。顧客基盤などは引き継がず、新たなところで顧客基盤の構築から始めるものを指しているイメージ。(暖簾分けを除く)飲食店とか、クリニックなどがそれ。

日本に法人登記が多いのは上記二つが多いというのが想定。

さて、【起業】なんですが、
今まで無かったビジネスの構造を創りだし、新たなビジネスを興すことを指すのではないかと想定。
この時、ポイントは発展するかどうかなんですが、自分が食っていけるだけのものを指すこともあるかと思いますが、今までなかったビジネスの構造を創りだしているのであれば、一定のスケールはするんじゃないかと想定していて、Isologueの磯崎哲也さんの著書「起業のファイナンス」を基にいえば時価総額で数百億円の規模までスケールすることが目安なんでしょうか。


イメージですが、【独立】や【開業】は食っていければいいので、銀行からお金を借りてやりくりできるんでしょう。
しかし、【起業】はそうは行きません。食っていけるかどうかは二の次で、ビジネスを興すことが主眼なので、借りた金を返すためにビジネスをやるようだと自転車操業になってしまう。なのでファイナンスが重要になってくる。

7月に立ち上げたアステリズムのビジネスの展望を考えながら、ファイナンスについても考えていたので、こんなことを書いてみました。

そんなことをぼんやり考えていました。

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