2012年7月7日土曜日

”デスクトップ” と ”ラップトップ” と ”タブレット” と ”スマフォ”

スマフォでぼーっと、Google+を眺めていて、Hideki Ikemoto さんのこの記事にあるブログを見ました。そこには、Dan Kogaiさんの記事が紹介されていて、そこにあるブログも見みました。

(つまり、これから書く内容は上記2つの記事が前提です)


Google+ユーザーではない方のために、ブログへの直リンクも載せときます。
 Hideki Ikemotoさんのブログ
 Dan Kogaiさんのブログ


さて、タイトルにある、”デスクトップ” と ”ラップトップ” と ”タブレット” と ”スマフォ” の4つのカテゴリに分類されるデバイスですが、ざっくりと次のような整理になると思っています。
※カテゴリを4つにしたのは、今回の議論の対象がここだから
※比較対象をMicrosoft、Apple、Googleにしたのは独断と偏見

MicrosoftAppleGoogle
デスクトップ各メーカー(Windows8?) iMac(Mac OS)
ラップトップ各メーカー(Windows8?) MBP/MBA(Mac OS)各メーカー(Chrome OS?)
タブレット各メーカー(Windows8?)iPad(iOS)各メーカー(Android)
スマフォ各メーカー(Windows8?) iPhone(iOS) 各メーカー(Android)


ちなみに私自身は、以下の組み合わせです
ラップトップ:会社貸与のLet's note 、7年くらい前のVAIO Type T
タブレット:ASUS Transformer TF101
スマフォ:HTC J

まず、申し上げておきたいのは、Appleがこの4つのカテゴリに対して、どういうプロダクトラインナップになっているかが、世の中の流れを作っていたり、ユーザーの利用体験を表している!という論調には否定的です。
やっぱりデスクトップやラップトップにおいては圧倒的多数はWindowsですし、スマフォのOSシェアで言っても、iOSとAndroidは五分五分です。
利用体験が云々とか発言をいちいちする人が多いのがAppleユーザーだっていうだけの事だと思っています。

ただ、Ikemotoさんのブログにある通り、
iOSとAndroidの開発環境の違いが、iPadに比べてAndroid Tabletが伸びない理由かもしれません。
というのは、事実だと思いますので、Appleの優位性というのは、開発をする方々にとっては大きいのかもしれません。
ただ、開発者がどのプラットフォームを使うかは、どのユーザーが美味しいかだと思っています。
現状どうというのではなく、仮にAndroidユーザーは有料アプリを購入する傾向がiOSに比べて圧倒的に強いということになれば、開発のしやすさは関係ないとおもいますね。


前置きが長くなりましたが、論点としては次の4つになります。

  1. 4つのカテゴリがどのように変化するか、個人的な予測
  2. (Dan KogaiさんとHideki Ikemotoさんのやりとりにある)タブレットの利用は、ランドスケープとポートレートでどちらが多頻度かに対する、個人的な見解
  3. Microsoftにどう攻めてもらいたいか、個人的な期待
  4. Android Tabletのキラーアプリは何か、個人的な意見


1.4つのカテゴリがどのように変化するか、個人的な予測

4つのカテゴリの各デバイスが、他の機器とどのように連携していくかがキーファクターだと思っています。最近日本のメーカー(日立や東芝)がCMでやっているようなTVとの連携がもっと進めば、タブレットの位置付けは、今より重要性が高くなると思っています。
LiveのTV番組はもちろん、録画したもの、ダウンロードしたもの、ストリーミング、などなどの動画コンテンツを見るデバイスとしては、他のカテゴリのデバイスから群を抜いて便利なサイズや作りであると思います。
後は出先での活用が増えるのか、自宅などでの利用がメインになっていくのかがみものですよね。
タブレット自体の使用感はもう少し進化すると思っています。その一定の進化の後に、出先での用途において使用感や性能に不満が少なくなった時、ラップトップの位置付けが曖昧になると思います。自宅や職場での仕事環境としてラップトップをデスクトップとして使う人も多く残ると思いますが、デスクトップの性能や液晶のポジションなどの違いにより、ラップトップユーザーは減るんじゃないかと予測しています。


つまり、しっかりとデジタルな作業をしたい場合はデスクトップの利用が増え、ラップトップが微減していく。何らかのデジタルコンテンツを見るという用途においてはタブレットが中心になっていくのではないかと予測しています。スマフォとタブレットの住み分けは多様化するのではないかと思っています。
タブレットのヘッドセット的なデバイス(例えば、こんなのの使用感や接続安定性、デザインが高まれば、スマフォを持たない人も出てくると思います。
もちろん、タブレットは要らないのでスマフォだけ持つ人は大多数だと予測していますが、多様化は進むんじゃないかと。
(ガラケー的なものがどれくらい残るかは、通話というものがこれだけ減った状況、どう変わるかはちょっと予測は難しいですね)




2.タブレットの利用は、ランドスケープとポートレートでどちらが多頻度かに対する、個人的な見解

Dan KogaiさんとHideki Ikemotoさんのやりとりにありますが、私は圧倒的に横向き(ランドスケープ)が多いですよ。縦向き(ポートレート)の利用は、論文とかリサーチ・レポート読む時ぐらいですね。
でも、論文とかリサーチ・レポートも10数ページくらいまでのものしか続かないです。

(論旨とずれますが、電子書籍は専用端末の方に大多数が流れると思っています。タブレットでの利用は限定的だと思っています。理由は液晶という字を読むには眩しいものよりEインクがいいのと、タブレットはどうしても重くなるからです)

タブレットの利用用途の違いだと思いますが、私の利用は主に次のものです。
  • メール参照(タブレットからの送付はめったにしない)
  • Google+の利用(見るのも書くのも)
  • 動画の視聴
  • 仕事で作った資料の参照(Dropboxからかメール添付)
  • Evernoteを使ったメモ(参照も入力も)
  • ネットのザッピング
  • ダウンロードした電子雑誌(主にファッション誌)
これらの全部がランドスケープモードで利用されます。最後の雑誌の場合、稀に縦にクルッとやりますが、通常の雑誌の見開きのようになるランドスケープモードが圧倒的多数です。

これ多分、用途が全く同じでも、人によるんじゃないかと思うんです。
Dan Kogaiさんは、
タブレットのUIは、基本ポートレート時々ランドスケープで設計すべきであると。
とおっしゃっていますが、私は

「どちらでも違和感無く使えるように設計すべき」

だと思っています。


3.Microsoftにどう攻めてもらいたいか、個人的な期待

Microsoftへの期待は何にもまして、すべてのデバイスで制約が異ならないことを期待します。たとえば、Google+のAndroidアプリでは、リンクのサムネイルを作成できません。ブラウザからでも確かできなかったと思います。こういう制約がどのデバイスでも起きないということを目指してくれたら、Windowsタブレットを買っちゃいそうです。

後はOSの軽量化と、起動スピードの改善ですね。はっきりいってWindowsはタダのデブに近いほど、これまでのモノの上に再構築を繰り返し過ぎている状況に見受けられます。
Appleが、OS Xの時に行ったような大改革を必要としているのではないでしょうか。


4. Android Tabletのキラーアプリは何か、個人的な意見

日本ではまだですが、クラウドミュージックとクラウドビデオがGoogleから提供されればキラーアプリになるでしょう。(っていうかコンテンツ次第ですが)

現時点では、キラーと呼べるものは無いと思いますが、EvernoteとTouchDown For Tabletはヘビーユースですね。


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