2012年5月10日木曜日

マンション管理って??

ちょっと凄いものを見てしまったので共有です。
国交省マンション管理検討会 的外れの安藤至大委員の主張 - 住宅最前線 こだわリポート - NIKKEI住宅サーチ
http://sumai.nikkei.co.jp/edit/rba/etc/detail/MMSUa8000011042012/ 

いきなり、「そんなことも知らんのか?」ということを言うようですが、
<賃貸マンションにおける、分譲マンションの理事会機能ってどうなってるんでしょうね。>
という疑問が元々あったので、非常に気になる内容でした。

記事の最初の方で、
理事会方式を理想というのは望ましくない。
という委員の安藤至大・日大大学院総合科学研究科准教授の発言に対して、
記者は
安藤氏の意見は的を射ているように思えるが、これは暴論だ。
としています。

いや、ちょっと暴論って。。。
最後まで読んだ見解として、<理事会方式を理想というのは望ましくない>という表現に対して、<私は理事会方式は良くないと思っている>という脳内変換をかましたのではないかと推測してます。

暴論の直後も
マンション管理の本質からは完全に逸脱している。管理の放棄にもつながる暴論だ。
とあるんですが、理事会って管理のための組織なんでしたっけ?マンション管理会社ってなんのための会社なんでしょうね。理事会は意思決定機関だと思っていたんですが、この方(記者)は別の見解を持っていらっしゃるようです。
と思って読み進むとですね
ここでいうマンション管理とは、エレベータの保守・点検、日常の掃除などのマンション管理会社への委託業務ではなく、組合の意思決定を誰が下すのかという基本的な管理のあり方を指している。安藤氏は、このことを混同されているのではないか。
とあるわけですよ。

十分に準備された情報に対して意思決定をするための会としてしまえるのであれば、従来の理事会のような負担もなくなるのではないか?と思います。
ただし、マンション管理会社にこれまで委託してきた以上のことを期待しなくてはいけないのでそれ相応の準備が必要だと思いますが。

ここで、元々の発端となっていると思われる、
理事会方式を理想というのは望ましくない。
に戻って考えると、頭に<従来の>という表現がついていればもしかしたらそこが論点になったかも知れません。
※安藤氏を知っているのですが、彼ならばこの<従来の>という表現が元々はついていたんじゃないかと実は思っています

要はマンションを維持管理していく上で必要な機能を洗い出し、Job Descriptionを作成し、マンション管理会社に委託すれば、意思決定だけでき、意思決定もWebを活用し、便利にできるようにすれば、従来のマンション管理を変えることは可能じゃないかと思っています。




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