2011年10月25日火曜日

Amazon Kindle 襲来?

ちょっとイラっとしたので、仮想編集長になり、以下の記事に指摘します。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1110/24/news080.html

「“黒船の襲来”は市場活性化の期待」

少なくとも、既に消費者の内、英語で書籍を読むような人の間では活性化している。コンテンツ供給が追随できていないだけ。

「国内勢にとって厳しい生き残り競争が始まることを意味する」

生まれてもいないくせに生き残るとは、コレ如何に。


「米国では販売書籍数100万点以上をそろえ、すでにキンドル向けの販売冊数が紙の本を上回る」
何と、何を比較している文章?100万点以上のすべての書籍における販売(出荷)数が 紙<電子ってことかな?


「日本は出版社に価格決定権があり、「本がダンピングされ、価格破壊が起こりかねない」(出版社幹部)という懸念をぬぐえなかった。」
え、ダンピング?、不当に高い価格設定をしているケースにおいて安値を提示するだけなんじゃないの?
しかも物流コストや販売コスト、アホみたいな返品コストとかも無くなるなら、価格はもっと安くできるでしょ。


「世界規格となっている「EPUB(イーパブ)」の最新版が縦書きの日本語に対応することになり、日本でキンドルが発売される際には、日本語を表示するためのフォントが内蔵されるとみられる。」
これって、かなり頑張った日本人が居たと思います。ちゃんと取材して欲しい。俺の思い違いで居なかったのかな?


「2010年の日本の電子書籍市場は約650億円とまだ小さい。」
何と比較して小さいと言っているんだろう。
日本の書籍の販売額との対比? 確か8000億円位で(ソースが見つからなくて困ってます。)8%と記憶。
アメリカの電子書籍市場との対比? (すいません数字が見つからない。。。650億円より少なかったはず)


「競争が激化し、淘汰(とうた)が始まるのは必至の情勢だ。」
何度もいうが、淘汰されるプレーヤーになってない。


「日本市場を熟知した日本勢は、端末や配信サービスの使い勝手で差別化に挑む。」
たのむ、熟知したつもりなのかもしれないが、いい加減気付いて欲しい。ユーザーが何を求めているのかを。。。




最後に、
「野村総研主任コンサルタントの前原孝章氏は「キンドルとの競争に勝てる端末を生み出さないと先行きは厳しい」と指摘する。」
この方、どういう文脈で、上記の発言をしたのか知りませんが、こういった切り取られ方でこの記事にOKを出したんでしょうか?
この前原さんのセミナー資料が以下より手に入ります。
http://www.nri.co.jp/publicity/mediaforum/2011/pdf/forum161.pdf


話を聞いたのではないのですが、「端末が良くなれば云々」の要素を感じるのは私だけではないと思います。
本当にそう思っているのだとすると、ちょっとがっかりですよね。




以上です。



2011年10月11日火曜日

KBS講義第四回

先週の講義の感想として
むしろ、こちら側の課題が浮き彫りになるのが怖い程。。。
と残したのだが、事実になってしまった。

今日は、今後の講義を進める上でも肝になる回だったのですが、欠席者が居たのも残念。

次回に向けて準備致します。


■今日のワーディングの悩み
汎用⇔個別とするか、一般⇔特殊とするか。
Generalを意味するところは良いとして、Specialの方を上手く伝えられているか不安。ある前提において言えることをSpecialとして言いたいのだが、個別かなぁ?特殊(←相対性理論では通じる)?


今日の感想は、ここにも書けないことが多いため以上にて。

2011年10月4日火曜日

KBS講義第三回

今日の収穫を一言で表すと、

「素晴らしい履修生が残ってくれた」

である。

そのポイントを残したいと思う。


  • 分からないなりに理解に努める(当たり前といえば当たり前だが結構難しい)
  • 分からない時に、何がどう分からないか?もしくはどこが分からないかを特定するための質問を効果的に行うことができる
  • 授業の後半、というか最終局面ではなんとかキャッチアップしてくる
  • 積極的

以上、どれも学習する上で非常に重要なポイントをしっかり抑えてくれていることが嬉しいし、サポートしやすい。

むしろ、こちら側の課題が浮き彫りになるのが怖い程。。。